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EXO - 20120609出演大陸バラエティ「快乐大本营」①

 湖南衛視局の大人気バラエティ番組「快乐大本营」、これがEXO-M初出演回です。何を隠そう、彼らはデビューの二週間後にこれを撮影したor放送されたそうで。すっごいね。

 この番組、とにかくタオタオの扱いがデカくてひどい。もうとにかくひどい。もはやぎゃーぎゃー騒げないレベルでタオタオをいじってくれている。この後の回でも司会陣はちゃんとタオタオの挙動を覚えていて、散々いじってくれる、のみならず、前回の振り返り映像まで流してくれる……それがまた超バカっぽいんだ……。

 タオタオが「海辺を散歩するのが趣味」からの自称「ロマンティック(カンフー)パンダ」を獲得したのが、まさにこの回です。EXOじゃなくなっちゃったからもう言ってくれないのかな〜。残念だな〜。

 例によって長いので分けます。

www.youtube.com

自己紹介 6:00〜

司会「彼らはこの番組に出演するのが初めてなわけだけど、緊張してる人は手を上げてください」
チェン「緊張してません、してません」
司会「デビューから二週間でこの番組に出演するのは簡単なことじゃありません。先に一人ずつ自己紹介してもらいましょう」
司会「デビューしてから二週間だけど、彼らは4、5年ものあいだ練習生として訓練してきてます。だからたくさん準備する時間があったはず。ではEXOは一人ずつ、自分の特性や個性を、形容詞を使って紹介してください」

クリス「Mのリーダークリスです」
司会「クリス、君が一番怖いものは何?」
クリス「怖いもの? 人のことですか? それとも……」
司会「人が怖いの? 誰?」
クリス「僕は自分たちの仲介業者(SMのこと?)が怖いです〜」
司会「なんで? 怖いの? それとも厳しいの?」
クリス「いや僕はリーダーなんで、だから、ちょっと厳しくなるっていうか」
司会「あなたは毎日鏡を見るとき、自分のことを誇りに感じたりする?」
クリス「ないですよ」
司会「彼女は今日の午後EXO-Mを見たあと、化粧の時間がすごく長くなって、『まるで漫画から出てきたみたいな人が来てるよ!』って。彼女がこんなふうになるのを見てないですよ。彼女はまったく度を失ってたよ。今日は明らかに失態を演じます」
司会「ほんとなんだって。クリスはすっごい漫画の登場人物みたいなんだもん」
クリス「ないですないです」
司会「遠慮しなくていいのに〜」
司会「強靭で落ち着いている(恐らくカットされた、クリス自称の形容詞)って目標が早く叶うことを祈ります」

レイ「長い間実家に帰っていないレイです」
司会「レイは長沙出身なんですよ〜。でもって僕と同窓生なんですよ」
司会「君たち(観客)は○○中学校の超イケてる子を見てるんだよw」
司会「そんな長い間長沙に帰ってないの? 長沙方言で喋ってみてくれない?」
司会「ちょっと待って、会社が批判するんじゃないの、レイが実家の方言で喋ったら」
司会「関係ないよ、レイはただ標準語を喋ってるって言えばいいんだよ、どうせ聞いても分からないんだから」
レイ「こんにちは、僕はレイです!(長沙方言らしい)」
司会「会社の人が泣いてるよ〜」
(レイと「累(=疲れた)」を掛け合わせて爆笑)
司会「僕思うんだけど、レイの長沙方言は既に標準じゃないよ。どのくらい長沙に帰ってないの?」
レイ「もう10ヶ月になります」
司会「前回帰ったのはいつ? 年越しのとき?(中国の年越しは旧正月)」
レイ「もう僕はここ三年実家で年越ししてないですね」
司会「ってことはすっごく小さな頃から練習を始めたのね」
レイ「17歳のときからです」
司会「あなた現在30……うそうそwww」
司会「4年間練習生だったってことね」
司会「ってことは21歳……若いなあ」
司会「自分を形容詞一つで表すとしたら?」
レイ「あ〜『人付き合いがよい・人に逆らわらない』ですね」
司会「何で?」
レイ「僕はたくさん人と言い争う方じゃないし、都合のいいようにするし」
司会「EXOはみんな若い子ばっかりだから、人付き合いがいいんじゃない。全員個性が強いはずだし。じゃあ君たちの中で最も人付き合いが悪い・折り合いが悪い人は誰?」
レイ「みんな結構人付き合いいいと思いますよ」
司会「誰一人個性がないの!?」
司会「そうじゃなくて」
レイ「人付き合いがいいからって個性欠乏ってわけじゃないです(真面目に、というテロップ)」
司会「久しぶりに『不乏』って二文字を聞いたよ」
司会「頭がいいのね」
司会「17歳で行ってしまったってことは、あなたは……」
司会「『行ってしまった』www」
司会「17歳で練習生になったってことは、すごく苦しいときや家に戻りたくなったときもあったよね」
レイ「家族が恋しくなるときはありました。毎日すごい早起きして会社行って遅くまで練習して、でもこういう生活って本当にすっごく疲れる(累)もので」
司会「だからあなたは『疲れた(=レイ)』って名前なのね」
司会「何があなたを頑張らせたんですか」
レイ「僕の母方の祖父母です、彼らに僕の今を見てもらいたいです、そしたら泣いちゃうかな。あと両親にも」
司会「ねえ知ってる、今日この中に〜(?)」
司会「えっあなたの母方の祖父母ほんとに来てるの?」
レイ「えっそうなの?」
司会「聞くところによると家の人が現場にいるみたいだけど。でも今日、レイにプレッシャーをかけないために、その人がどこにいるかは我々からも教えません。君はここにいる全員が家族だと思えばいいよ」
司会「はい〜レイお帰り〜」

司会「SMの練習生としてじゃなくて、留学中に明洞でSMにスカウトされた人がいるんですよ。ルハンです」
司会「明洞歩いてるとき? 僕も何回も明洞行ったけど誰も見つけてくれなかったけどね!」
司会「明洞って韓国語で何て言うのか言ってみてw」
司会「ミャンドン。あってるでしょ」
ルハン「あってます。僕がルハンです」
司会「ルハンは北京出身でしょ? 当時韓国でなにしてたの?」
ルハン「留学して韓国語勉強してました」
司会「じゃあ形容詞使って自分の個性説明してみて」
ルハン「正義感のある・義理堅いですね」
司会「へえ〜義理堅いんだ。友達がお金貸してって言ったら気前よくお金あげる?」
ルハン「ちょっと考えますw」
司会「それは義理堅くないなあ〜〜」
司会「もしあなたが10元持ってて、私が貸してって言ったらくれる?」
ルハン「あげます」
司会「いい人ね! そうでなくちゃ!」

司会「じゃあ次は韓国から来たお友達です! シウミン!」
シウミン「シウミンです!」
司会「中国語うまいね〜。中国好きですか?」
シウミン「中国好きです」

司会「次はチェンです」
チェン「チェンです」
司会「彼は韓国人っぽくないよね、めっちゃ中国人っぽいよね。ラジオの人みたいな喋り方だし」
司会「劇に出る人みたい」
司会「形容詞使って紹介してみて?」
チェン「固執
司会「初めてよね、こういう、ちょっとあの……」
司会「褒める言葉じゃないよね」
司会「男性が固執的なのはいいことかな。どんなことに固執するの?」
チェン「したいと思ったことはぜったいやるし、欲しいと思ったことは絶対手に入れなくちゃいけないんです」
司会「寮では誰と一緒なの?」
チェン「クリスです」
司会「ってことはクリスの前でも〜(?)」
クリス「僕の前では不可です」
司会「彼はリーダーだから」
司会「君たちの関係はとっても微妙だね、喋ってるところを聞いてみたいよ」
司会「じゃあもし、チェンとクリスが同じ人を同時に愛してしまったら、どうするの? チェン?」
チェン「絶対彼女をゲットします。僕のものです」
司会「なんて男っぽい発言なんだ! クリスはリーダーとしてどう答える!?」
クリス「それは許さない」
司会「本当に固執的みたいですね〜」

司会「はい、最後の一人は我々と同じ中国の人ですね。タオ!」
タオ「こんにちは、僕はEXO-Mの……」
(客が「タオ!」と叫ぶ)
タオ「EXO-Mの……」
(客が「タオ!」)
司会「ちょっと待ってよ、君なに連携してるのwww 君たち(観客)は彼に続かなくていいんだよ!」
司会「タオこんなだったよ。『僕はEXO-Mの』(言葉に詰まる真似をする)」
タオ「こんにちは、僕はEXO-Mの、歌えて踊れてラップもできる勘フーパンダ・タオです〜」
司会「かわいすぎるww」
司会「ほんとはこんなに長い紹介をしたかったのかww」
司会「こんな心づもりがあったんですね〜」
司会「彼もタオだけど君(司会の一人)もタオだよね」
司会「二人ともタオだわ〜」
司会(タオ)「こんにちは、僕は快楽大本営の食べることのできるタオです〜」
司会「司会のタオ、君あっちに言ってタオと並んでみて」
司会「すっごいな、このタオの頭小さすぎでしょ」
司会(タオ)「これは一つの進化だよ」
司会「この二人のタオだったらどっちを選ぶ?」
(シウミンがEXOタオを抱きしめる)
(司会タオがチェンを抱きしめる)
司会「じゃあちょっとタオに聞いてみましょう。お前じゃないよ。君の形容詞は何ですか?」
タオ「僕の個性は『頑張り屋・堅持する』です」
司会「彼の自己紹介三回目だよww」
司会「EXOの子たちは全部持ってるよね、頑張り屋、落ち着きが有る……」
司会「内気・恥ずかしがりやってことはない? 君(タオ)はそういう部分があると思わない?」
タオ「恥ずかしがりやってわけじゃないんです、実際、ただ」
司会「内向的」
タオ「ただこうなんです。僕はこんななんです

司会「練習は大変だろうけど、一人での休息時間、どんな趣味がありますか? ルハン?」
ルハン「サッカーしてます」
シウミン「僕もルハンと一緒にサッカー」
司会「オッケー、じゃあ次、最も緊張しているタオ。緊張しなくていいんだよ」
タオ「僕の趣味は〜街をぶらぶらすることと、海辺を散歩することです」
司会「なんてロマンティックなのwww」
司会「さっきルハンとシウミンがサッカー好きだって言ってたので、双眼鏡をしたままサッカーしてもらいましょう。じゃあシウミンから」
(シウミンが双眼鏡をしたままボールを蹴ろうとして空振り)
(ルハン同上)
司会「タオにもやってもらいましょうか」
司会「海辺を散歩するようにやればいいのよ」
司会「海からの風を感じるんじゃない」
司会「タオ、一人選んでください、一緒に散歩に行くとしたら誰がいい?」
司会「そうそう、あなたのメンバーの中から」
タオ「僕……自分自身じゃだめなんですかあ〜
司会「自分でも良いよ。自分ね。彼は一人で海辺を散歩するのが好きなわけね。なんて孤独なんだww」
(タオも空振り)
司会「私初めて聞いたよ、私たちの番組で司会が『一人選んで』って尋ねて『自分じゃだめなんですか』って言ったのww」
司会「迷うのがこわいよねwww 海辺は広すぎるからねwww」

 

イケメン大会 20:00〜

司会「デビュー直後のEXOですけど、あなた達が彼らを好きな理由の一つは彼らがとってもハイパフォーマーだからですよね。もう一つの理由は、もちろん六人全員がイケてるからですよね。しかし顔がかっこいいかどうかは、彼らの顔を見て考察しなくてはいけません。本当にそんなにイケてるのか?」
司会「この番組にはご存知の通り『Ugly Metel』というアプリがあります。顔を測定するものです。最も美しければ0点が出ます」
司会「このアプリの中国版アップデートしたんですけど、評価コメントが大変毒舌です。開始する前に、EXOの皆さんに聞いてみましょう。自分が何点を取ると思いますか?」
クリス「5点かな」
レイ「6点」
ルハン「7点」
司会「ルハン、君はSMの基準を否定してるってことだよ。君は路上でスカウトされたのに、7点なんて言ったら……」
司会「彼らは自分では高い点数言って、実際は低い点数取るんでしょう」
司会「僕は思うんだけど、韓国から来た二人は、すごく良い点数を言うと思うよ」
シウミン「0点」
司会「自信があるね! チェンは?」
チェン「僕はすごくイケてるので! 0点」
司会「中国人メンバーは韓国に行かなくちゃいけないからもっと自身があるはずなのに」
司会「そうとは限らないでしょ、謙虚は人を進歩させるのよ。0点ってことはもう進歩しないってことだもん」
司会「僕は中国メンバーの問題は、ちょっと性格が捻くれているとこにあると思う。例えば、タオに聞いてみましょう。タオはこの眼鏡を誰に返せばいいか分からなくて、ずっと持ってたんだよwww」
司会「あの望遠鏡に愛着がわいたんじゃないのww」
司会「じゃあタオ、何点取ると思う?」
タオ「僕〜、僕は〜、5点かなあ」
司会「じゃあアプリ使ってみましょう」

司会「シウミンから。シウミン、点数が低くても落ち込んじゃダメだよ、それはこのアプリの基準が悪いってことだから。君はほんとにイケてるよ」
シウミン「緊張する〜」
(シウミン:6.8点)
司会「コメントを見てwww 『あなたの両親はあなたを家から追い出さなかったの?』」
司会「かっこいい人が必ず良い点数を出すってわけじゃないから」
司会「慰めなくてもいいんだよw 次は誰がいい?」
シウミン「チェンで」
(チェン:5.7点 「あなたの醜さは盲目な人をも泣かせる」)
司会「シウミンがかわいそうwww」
司会「ひっどいコメントだな〜」
司会「次は誰?」
(客席「レイ!」)
(レイ:5.0点 「あなたは炉で作り直してもらう必要があります」)
司会「これ正確じゃないんじゃな〜い?」
司会「レイ、次は誰? ルハン?」
司会「顔が小さすぎるんだけど」
司会「これ点数高いんじゃない?」
司会「ルハンの後ろに誰か見えるよ、誰?」
(ルハン:8.2点 「異星人です」)
司会「これ後ろにいる顔のせいだよ!www」
司会「次は誰? クリス?」
司会「これは0点でしょ〜〜」
司会「ちょっと待って、台持ってきたから!」
クリス「僕がしゃがむからいいですよ」
司会「だめだよ。僕は君に椅子の上に乗って撮ってほしいの!!」
司会「これで点数悪かったらアプリが壊れてるってことよ」
(クリス:1.8点)
司会「クリス自分でこのコメント読んでよ」
司会「タオ! タオこのコメント読んでよ!」
タオ「『もし美しさが時間であるなら、あなたは永遠だ』」
司会「タオはこんなんだったよ、(タオの真似)」
司会「タオ、君も自分が永遠だって思う?w」
タオ「思う!」
司会「もうちょっと下がって、もうちょっと、上から撮った方がいい感じっぽいw」
司会「アイヤ〜アイヤ〜! 恥ずかしがってるよ!www」
(タオ:1.5点)
司会「なるほど、どんなときも一人で散歩に行きたいのは、君が一番美しいからか〜!」
司会「じゃあタオコメント読んでみて」
タオ「『俺の熱は雪をも溶かすぜ』」
司会「ねえ、ルハンにもう一回チャンスをあげるべきじゃない」
司会「ルハンの映りがよければ0点もあり得るよ」
司会「萌えるね〜」
(ルハン:0点)
司会「君(ルハン)は一人で散歩する資格があるよwww」
シウミン「僕ももう一回撮りたいです!」
司会「韓国の友達www 最後が誰かの争いww」
(シウミン:0点)
チェン「僕も……」
司会「0点が出た後だと1.2点でも嬉しくないよね」
司会「終わり終わり……これ10点だwww」
(チェン:10点)
司会「コメント見てよ、『君はあまりに見にくいので、ホテルではネズミを怖がらせるために君の写真を使います……』」
司会「こうしよう、君は誰でもいいから司会の一人を撮るんだ」
司会「これ10点だよ〜〜」
(司会:10点)
(抱きつくチェンと司会)
(中略)
司会「チェン、僕は君が一番イケてると思うよ。君がナンバーワンだ」
チェン「あなたもですよ」
司会「愛してるよ」
チェン「有難う」
司会「僕がアイラブユーって言ったんだから彼はアイラブユートゥーって言うべきだったんじゃないの!? 彼はただサンキューって言ったよ!?」
司会「拒絶www」
司会「彼は点数が悪かった、でも自分を騙せないんだよww」

 

総括

 こんなの見てられないって人も、18:40〜のタオタオがサッカーボールを蹴るところから見てほしい。ほんとに赤ちゃんだから。「自分自身じゃだめなんですかあ〜」は18:55です。