9/2-3の週末にかけてラップビート2日間参加しました。すごく楽しかったし見たことのない人をたくさん見れたから超充実していたんだけど、2日ともクソ暑かったので今までないほどに体力を消耗した。4月ヒップルペ2日間や6月ウォタボム3日間より過酷だった。夏はもっと盛大に水を撒かないと危険ですよ。でも来年も行きたい、なぜならチケットが安くてラッパーがたくさん出るから……。
チケット本当に安いんですよ、わたしは初期、ブラインドチケットの次くらいに買ったから2日間で11,000ウォンだったかな? ZICOの時点で行く気にはなっていて、ビワイ・シジェムが来てほぼ確定となったところに、ジャスディスが決定打でした。その4人で2日間の元は取れると思った。その後テヤンさんが発表されて大喜びしたものの残念ながらわたしは見ていません、彼は日曜のヘッドライナーで、公演終了が22時だったので……地下鉄の終電には間に合っても、2日目夕方の時点で中年の体力はほぼ限界だったのである。そういえばソウルランドって22時までしか園内通り抜け不可ってなってたけど、あの日は特別公演後にも開けていたんですかね。分からん。
ラプビは開催場所がソウルランド(遊園地)ということで、市内から遠い、駅からもかなり歩くと見聞きしていたんだけど、わたしは地下鉄4号線沿いの宿を取ったからそうでもなかったです。地下鉄の乗車時間は25分程度、駅からメインステージ(=ラップビートステージ)までも25分程度、トータル1時間弱だったかなあ。歩くのは好きなので遠いとは思わなかった。ただ駅からソウルランド入口までの道のりは日影が少ないから気を付けてください。園内は日影多い。あと、遊園地に一人で行くのは肩身が狭いのではとも懸念していたのだが、とにかく暑さが過酷なせいか、複数人で連れ立って来ている人たちも一人で園内のベンチに転がっていたりして、意外にもヒップルペやウォタボムより気楽でした。
ヒップルペとの比較で言うと、客席が結構ぎゅっとしているというか、機材エリアに前後が区切られており、のびのび楽しみたい人は機材エリア後方のスクリーンを見ていればいいようになっている(国外の大規模コンサートがそうなってたりするよね)。だから夜に前方にいるとクラブ感が強まって皆踊りやすそう。その一方で、メインステージエリアには座る場所がほぼなく(時間帯によっては出入口付近に座らせていた模様)、落ち着いて休みたければ園内のベンチに避難するしかなかったから、ヒップルペのピクニックエリアみたいに常に音楽が聴いていられる環境ではなかった。良し悪しある。まあチケットが安いので一度経験してみればよいと思う。値段だけ見ればラプビ<ヒップルペ<<<ウォタボムなので。
暑さ対策としては、アウトドアメーカーの下着を着た方がよい、絶対。汗が冷えます。わたしは次に行くならモンベルで買っていく。ラプビに限らず、野外のスタンディング行くなら下着や肌着は絶対アウトドアメーカーですね……反省しました。服はショートパンツでいいくらい暑かったです(脚は焼けないしな)。
ラプビは会場が広く、二つに分かれています。わたしはメインであるラップビートステージ(ソウルランドの最奥を抜けた先の駐車場に設営されている)に集中することにして、公式ストーリーで上がった以下画像をスマホの壁紙にしていました。
1日目は12時~ZICOまで、2日目はハックルベリーP~ダイナミックデュオまでいました。めっちゃ疲れた。夜だけ来れば楽勝だろうけど、早い時間のライブもとてもよかったので、本当は最初から最後まで滞在したかった。無理だよ。
以下、何の役にも立たない感想です。1曲ずつ言及するような真似はしない。
09.02 SAT
朝からずっと晴天で、写真映えはするが過酷な1日だった。
Kaogai, Kitsyoji
名前だけショミド経由で知っていたカオガイ・キツヨジ、すごくよかった!! 切れ切れにしか動画撮らなかったけど、全部撮っておけばよかった。衣装が黒と白で対照的だったのもよかったし、ごりごり系もシンギング系もやって、二人の動作がいかにもラッパーっぽくて、一人が歌っている間にもう一人はちゃんと客を煽っていたりと、ラッパーの二人ステージで見たいものが全て詰まっていた。この二人は長年の付き合いがある親友みたいですね、道理で息の合ったステージだったはずだよ。
判別できた曲はこの辺です。動画を見つけたら教えてくれ……。
- Bakchigi (feat. Dynamicduo)
- Hong Soo Hwan (feat. KOR KASH & Polodared)
- #OLLAGANDA
- Arirang
- Fxxx You Very Much (feat. Huh)
- Drink Or Nah (feat. Layone)
- Win Win (feat. Gaeko & BewhY)
手前みそで恐縮ですが、二人曲のDrink Or Nah動画。カオガイが客にコールを練習させるおかげで最後の方は合唱できていたと思う(動画が短すぎてごめん)。そして見えますでしょうか、先にキツヨジが客席に下り、戻ってきた瞬間にカオガイが下りていくのが。入れ替わりがスムーズすぎる。
締めのWin Winも息が合っていててっきり二人曲だと思って聞いていたのだが、カオガイがショミド9に出演したときのゲコ・ビワイチーム曲なんだね。だから客も歌えるのか。
後半のMCで「あと何分かな?」と言ってる二人に「100分!」と後ろの男子が叫んでいてよかった。実際は20分という限られた時間ながらも(あるいはだからこそ)MCはほとんどなく、曲ばかりで充実していた。また見たいけど、AOMGがいるようなフェスには出なさそうだし、もしかしてこれきりなのだろうか……。
この二人より前にやっていたJUTOの曲もとてもよかったので置いておきます。ライブの動画は見つけられなかった。どの曲もよかったのにセトリが分からない、悲しい。
ODEE, oygli, Holyday
実は1日目はオディ&oygliから見られればよいかと思っていた。最近出た二人のEP「bAd at」がとてもよかったからです。オディは今年のヒップルペVMC枠に不在だったから主要メンツの中で唯一見たことがなく、ああこれがノクサルとドンミルスに「オディや~!」と言われていた人なのね……と謎の感慨がありました。体格も体力も声量もザ・安定って感じのパフォーマンスだった。oygliはご存知の通り声質が柔らかめで、その印象の通りオディほどには体力はなさそうに見えた。笑
- bAd at bAd
- bAd attitude
- Don't Like
- SEMI SZI (feat. ODEE & Bassagong)
- Booty Call (feat. Blase)
- Fuck Shit (feat. oygli)
- 1 to 8
この二人も20分枠なのでMCはほとんどなく、3曲連続で新譜をやった後に「これは新しいアルバムの〜」的なことを喋っていたことだけ覚えている。二人が歌っている最中、センステ付近ではジャスディスのファンチーム・ハンシダンが提供した水が配られていた。わたしのところまでは回ってこなくて残念だった。っていうかラプビスタッフ皆ハンシダンの水持ってたよ、ソウルランドのエントランスから、メインステージの警備の人まで。
EPの中で一番好きなbAd attitude。自分の動画を見返すだけでもオディの元気溌剌さが伝わってくる、すごい笑顔多かったし。oygliはいかにも暑がってそうだよね。
新譜多めなこともあってコールも合唱も簡単ではなく、カオガイ・キツヨジの方が分かりやすい盛り上げ方をしてくれたかなー。特にオディ、どこかのコールのさせ方が難しすぎて誰もついていけてなかった。笑 最後のoygliの1 to 8(以下動画)は分かりやすくて面白かったですね、わたしもちゃんと数字を覚えないと……。
ひとつだけ、両者とも衣装がオールブラックなのはイマイチだった! 舞台セットが黒いから目立たないよ、どうせならオールホワイトの方がよかった。でも全体的に満足で楽しかったです。今度はVMCコンでオディを見たいです。
昼から2組見て満足~! とスタンディングから去り、後方の休憩エリアに座り込んでいたところ、次のクンディパンダ枠にディープフローが出てきて「え!?」ってわたしもなったし周囲もざわついていた。疲れていたけどやむを得ず前方に駆けつけて2曲ほどディープフローを見ました。かわいかったです。1日目で一番かわいかったです。わたしは幅と厚みのある男性の身体を見るのが好きです。でもこの動画は近すぎて閉じた。笑 対象が誰であろうと近すぎる動画を直視できない。
Paul Blanco, Ash Island
ビワイとシジェムに向けてスタンディング行くか……とポールブランコに合わせて突っ込みました。セトリはこれで合っていると思います。
- Itachi Mode
- Moshpit Only (feat. Paul Blanco)
- Shoot (feat. UNEDUCATED KID)
- Baby
- Siren Remix (feat. UNEDUCATED KID & Paul Blanco)
- Summer (feat. BE'O)
- Goodbye (feat. Paul Blanco) ※二人で
- MELODY
- Rainy day (feat. ASH ISLAND & Skinny Brown)
- I remember
- Nightmare
- Band
- Paranoid
ポールブランコのSummerはOTRNで聞いたんだけど、最近は日本ウォタボムでビオが披露するも盛り上がりがイマイチで切ない動画の印象に塗り替えられてしまっていたので、ソウルで払拭できてよかった。サイレンリミックスと並んで大合唱でした。
彼はおそらくMCで笑いを取るのも上手で「ファッキン」と言うたび客席に笑いが起きていた。最初髪を下ろしてやってきて、MC中におもむろに結んで「いぇっぷだー!!」とあちこちから叫ばれるモーメントもありました。録画しておけばよかったね(自分のために)。
アッシュアイランドも去年のOTRNで初めて見て、ヒップルペでもお目にかかり、この日が3回目だろうか。これまで見た中では一番大合唱されていたかも。OTRNが初見なのと最近のMVがガチ恋系だったのとで若い女性ファンが多いのかと勝手に思っていましたが、めっちゃ男性が歌える曲なんですね、びっくりしました。メロディ、レイニーデイ、パラノイドは大合唱。特にレイニーデイのサビの歌い出しは周りの人がめちゃくちゃ元気で、「ぴがわおれまね!!!」とほぼ叫んでいた。こんなに勢いつけて歌う曲でしたか? その後旅先で20代後半韓国人男性と喋る機会があったのですが、特にラッパーファンでもない彼でもレイニーデイだけは知っていて、すごい売れたんだろうと思います。ポールブランコと二人で歌うGoodbyeもかなり合唱されていた。
皆バンドのコールも完璧ですごかった、わたしも覚えたい(口だけ)。この曲アッシュアイランドはいつも長々披露してくれるけど、フル尺ではないのは誰のパートを削っているのだろう。客席でイリオネアポーズしている人がちらほらいたような。
最後は湧き上がるアンコールからのワンモアナイトかと思いきや時間が押していたようで、惜しまれながら去っていった。ワンモアナイト聞きたかったな。
BewhY, C Jamm
今年のヒップルペで見てからというもの気になってたまらない親友コンビ、今回もよかった。今年もう1度くらいどこかでPuzzleでオーライオーライさせてくれないかなあと考えている。ヒップルペでは「チョド(ビワイ)サランヘヨ」と客と張り合うシジェムが見れ、この日は「ビワイチングえよ!」と紹介するビワイが見れた、ということは次の機会にも面白いものが見れるはずなんだよね。ただ今回の二人は強烈な西日にやや負け気味だったかもしれない。笑
- Maybe Yesterday
- Holy Toast
- Hereby
- Crimson
- Superbeewhy (feat. BewhY)
- Who You?
- Gottasadae
- Nothing Matters ※シジェム登場
- Transcend (feat. C Jamm)
- Puzzle
- Error
- ROB
- Pokerface
- 不明
- Hey
ビワイは前半にそこまで大衆的ではない曲(多分)をやって、後半のMCで「ビワイヒット曲メドレーやります」と宣言してからスーパービワイ、フーユー、ガラサテをやったので、わたしはフーユーの時点でHPを使い果たしてしまった。なお2曲目のHoly Toastはラプビ後にリリースされた新曲だったので、こんなに分かりやすいフックなのにいくら検索しても曲が出てこない……悲しい……って当時なってました。
スーパービワイでちょいちょい男子だけコールされてるの気づかなかった(一度のみ女性だけコールあり)、男性の方が圧倒的に多かったのに何でだろう、わたしの周りで「モラゴ!」してる人9割男性だったんだけど……センステからやや離れたエリアに男性が集まりやすく、女性のガチファンは最前を目指してちゃんと辿り着いているせいかしら。うーん。スパビパートの「バーニン!」「アイコニック!」「よんうぉに!」とかヨヨヨヨのコール、全然覚えてなかったので今度リベンジしたいです。
てかビワイはこの曲フルでやれるのに、スパビはビワイパートができないのかやらないのかで短縮バージョンなの毎回ウケる。スパビはこれ以外にもヒット曲メドレーがたくさんあるのかもしれませんね……10月にYNRコンのチケット取ったんだけどやってくれるだろうか。
ヒット曲メドレー後、ビワイが「ビワイチングへよ!」とシジェムを召喚。Nothing Mattersのイントロが牧歌的なせいか笑いが起こっていたような。ビワイはROBの後に捌けていったかな。ビワイはシジェムをエスコートするし、シジェムソロ曲を一通り盛り上げて帰るのに、シジェムは特に何もしないところがいい。
Transcendでセンステに二人並んで座ったため、客が一斉にカメラを向けていてパパラッチ気分を味わえた。シジェムは一瞬座る位置を間違えていた。パズル前にも二人が立ち位置について「え?」「え?」ってなる瞬間があってかわいかった。しかしパズルのシジェムパートでセンステからメンステに戻って水を持って帰ってきてコールに合わせてぶち撒けるビワイの体力すごいよな……「ちょちょライクドクター」のくだりずっとタトゥーだと思ってた、ドクターだったのか。最初と最後に二人がハグじゃないけど拳合わせてぐっと近づくやつしていてよかったです。何てとりとめのない感想なんだ。
シジェムの曲音源で聴いてもよく分からないんだけどライブで聴くといいなって思う。一番好きなのはポーカーフェイスだけどこの日は声の出がイマイチだったな。最後から2曲目、いまだに特定できていないながらも好きです。
今回も二人はメインステージにばかりいるのかと思いきや、ビワイは早々にセンステに出てきてくれたんだよな。シジェムの方が引っ込みがちなのかも。ビワイが捌けてからのシジェム、ほぼメンステにいた。
ZICO
最近体重が増えましたと言っていた通り6月に見たときより少し重みがありそうな感じで最高でした。顔はもちろんパフォーマンスもいつ見ても最高ですごい。持ち時間があまりに一瞬すぎて「これが最後の〜」MCに対して「こじんまる!!」って男性の声が飛んでいた。あと客席から「ちんちゃちゃるせんぎょった……」の声がたくさん聞こえて楽しかった、皆同じことを感じているんだね。セトリは以下10曲でした。
- Tough Cookie (feat. Don Mills)
- FANXY CHILD (feat. FANXY CHILD)
- Artist
- Any Song
- Predator (feat. JTONG)
- Red Sun (feat. ZICO & Swings)
- New Thing (feat. Homies)
- 거북선 Remix (feat. G2, B-Free, Okasian & ZICO)
- Okey Dokey
- Boys and Girls (feat. Babylon)
こちらに動画がフルで上がっているようです。
一番言いたいのはレッドサン用意してくれてありがとーーーってこと。曲の入りがWe will rock youみたいで何だこれは? と思っていたらPredeterで、その後曲が切り替わり、周囲でぼそぼそと上がる「レッドサン?」の声。フック前の溜めるところでも方々から「レッドサン……」「レッドサン……」って呟きが上がっていてめっちゃよかった〜! フェスでレッドサン聞いたのわたし初めて、ワルツでしか聞いたことない。ヒップホップ系のフェスではラップの技術を見せられるような選曲をしているとスウィンスとの動画で言っていたみたいだから、この2曲はラプビのために準備したのかもね。ぶっちゃけアムノレやセッピンでもダンスよりラップしてほしいんだよな。
オキドキ後、当然のアンコールに「準備してないんで(?)」的なことを言いながら去っていったのに「オオ! オオ!」とボーイズアンドガールズで戻ってきたのもよかった。でも最後のアレンジはイマイチだと思う、原曲の方がいいよ絶対。
ZICOよかったなー……曲が強すぎるから何を出しても盛り上がるけど今回はいつもよりも本人が盛り上げを頑張っていたような気もしました、レッドサンの前に手拍子させてたし、亀甲船のコール練習もあった(ZICOのやり方が高度でろくにできていなかった、全くオーケイではなかった)。帰り道はずっとZICOよかったな~って呟いていて、うっかり地下鉄一駅手前で降りちゃった。
ところでZICOって常にタフクキ始まりなんかな? 2017年のワルツも、わたしが参加したフェス3回(ヒップルペ2022、ウォタボムラプビ2023)もタフクキだったわ。でもってボーイズアンドガールズ終わりなんだな、その後に曲が来ることもあるけどアンコールでいつもやってるよね。個人的にはウォタボム2023のマレYes or No終わりが好みだけど。笑
0903. SUN
朝から曇っていたから前日よりはマシだったが、湿度が高く過酷な1日だった。
Huckleberry P
ハックルベリー、男子たちに大人気で野太い歓声がめっちゃ上がってた、MC何もせずにひたすらラップして帰って行った。25分枠なのにMCなかったから曲数が異様に多いんだよ。押し切りのイントロ流れたとき自分の頭がおかしくなったのかと思った、featにいるのすっかり忘れてたので。イントロのあとにエビバデセイイエーーーーってのは絶対やるんだね。笑
- One of Them (feat. JUSTHIS & EK)
- RUN! (KAEOH626, J-Tong, Huckleberry P, SOIRÉE & Dok2 REMIX)
- Cooler Than the Cool (feat. Huckleberry P)
- 不明
- Crisis (feat. Huckleberry P & Basick)
- Finder (feat. NO:EL 장용준, Hash Swan & Huckleberry P)
- Wayne Remix (feat. G2, Huckleberry P & P-Type)
- CONTINUE?
- THE KID
- Park Sang Hyuk
- Cut Cut Cut (feat. Nucksal & Huckleberry P)
- I'mma Do (feat. Woo, Keem Hyoeun, Nucksal & Huckleberry P)
- Ooh La La
- 不明
- La Décima (feat. Han Yo Han)
彼はOne of Themで登場し、「ジャスディス曲なのに曲名が思い出せない……」とずっと思っていたんだけどジャスディスがfeat側だった。ハックルベリーPはジャスディスがよくやるポンて裏声出すやつもやってた(そもそも彼のパートである)。ハイライトレコードだったからパロアルト繋がりでジャスディス曲が多いわけね、納得。
ご本人のことを何も知らんまま行った割には、ジャスディス曲やら押し切りやらアマドゥなどが出てきて楽しかった。単純に曲だけひたすらやってくれたのもよかった。動画見返していると、周囲の男子ファンたちの「ああ〜(感嘆)」「おお〜(感嘆)」「わあ〜(感嘆)」がめっちゃ入っていて、それもまたいい。
背がまあまあ高くて骨格もがっしりしていて、パワーと体力があって、顔もコワモテで、ラップが巧くて、圧倒的な男子人気があって……ジャスディスがマッチョに寄ったらこういう感じなのかなあと思いました(かなり距離はあります)。でもきっとファンの男子たちはアルバム買ってくれないんだよねw ナムウィキによると170センチなの?! 骨格ががっしりしてると身体が全体的に大きく見えるなあ、84年生まれのダモイム同世代かあ。
マイクスタンドがステージ骨組みと一体化して見えないけど、かなりこまめに客席にマイク向けて声を出させていた印象ですね。俺は歌わないからお前らが声出すんだぞ的な。しかし本当にMCは全然なかった、曲の繋ぎがスムーズで、前奏や間奏のあいだに「疲れたのか?! 何なんだよ?!」的なツッコミを客に入れていた。
一番よかったのは最後にやったラデシマかなあやっぱり、イントロにガイリッチー映画のイントロ感があるんだよね、ハンヨハンってあのスウィンス一味の中でロッカーみたいな風情の人よね? この曲がロックンローラでかかってジェラルドバトラーが走ってても驚かないよ。
Huckleberry Pって、ハックルベリー・フィンをもじった芸名なんだろうけど、2000年代ボカロ文化を通った身にはボカロPのように思えてしまってよくない。プロデューサーのPだとしてもだよ。
次のシンスは、女性ラッパーだから応援したかったしごりごりでかっこよかったんだけど、暑さがピークの中でMCが挟まると集中力が保たなくて、途中で離脱しました……ここまで暑いと、ハックルベリーPやカオガイ・キツヨジのように、観客に考える暇を与えず次々と曲を繰り出してくれないと本当に死線をさまよってしまう。
Don Malik
好感度の高い若者という印象のステージだった(今や00年代生まれが活躍しているので96ラインの彼は中堅なのかもしれませんが)。水柱が多めだったのも若者感の演出に一役買っていたかな。というか2日目の方が(1日目で危険を感じたのか)ウォーターキャノンが頻繁に使われてたんだよね。あとビートに対して結構少し遅めに声を乗せる人なんだなと思った、ショミド見てるときは気づかなかったけど……てか完走してないけどショミド11……。自分で撮影したのとYouTube情報を足し合わせるとセトリはこうでした。
- WTF
- Vv 2 (feat. Kid milli, CHOILB, Kim Seungmin & HAYAKE)
- TAG (feat. Kid Milli)
- LESS FRIEND
- Chingchingching (feat. DeVita)
- Skyscraper (feat. JUSTHIS)
- Ride (feat. Leellamarz & DON MALIK)
- MADE IN SEOUL (feat. The Quiett)
- PPAK (feat. Paloalto & JUSTHIS)
- MY WAY
ドンマリク、キャップを前後逆に被り直してみたり、たまには外してみたりと、自分で意識してやっているのかは分からないが、ビジュアルをちょいちょい変えてくれるのが面白かった。特にキャップを取った姿ってほとんど見たことがなかったので(記憶から抜けているだけでは?)。以下動画のサムネ、3種類揃っていたからつい貼っちゃった。タトゥーはかなり広範囲にわたって入っている。
まずTAG、これは曲の最後の男女に分けたコール、への本人の反応がすごくかわいかった。「よじゃどぅるsay oh yeah!」「Oh yeah!」「なむじゃどぅるsay oh yeah!」「Oh yeah!!!」と、男性の声がデカかったので「えっ?笑」となっているらしきところがポイントです。TAGの前のMCでも練習をさせて「えっ?笑」ってなってたからね。特にわたしがいた位置からだと男性の声が圧倒的に大きかった。
チンチンチンは動画がないけど、最後のドゥビタパートを自分で歌ってたのがよかった。そのままスカイスクレーパーに入ったんだけど、途中で歌詞忘れるかして「ちょっと待って!」とDJを止め、チンチンチンのサビをアカペラで歌い直して「はーいチンチンチンでした〜😅 アイゴー」からのスカイスクレーパー再演。笑 いいじゃないですか、間違えたらやり直すその姿勢。後ろにいた男子たちが「正直だな」と言っていたのが聞こえました。以下はやり直し後の動画です。
初めて聴いていいな~と思ったのがfeatクワ様のMADE IN SEOUL。こういうビート好きなんですよね。キャップ外したらこんな髪型してるんだね。
最後はショミド11のPPAKとMY WAYでぶち上げて帰っていった。他の曲はそんなに明るいわけではないんだけど(R.Teeがブルピン的ぶち上げ曲が得意ってことかあ)、本人が明るく元気で素直そうだったので好感しかなかったです。ぜひまた見たい。
Leellamarz
大合唱の持ち曲が多すぎるリラマルズ本当に強かった、ダンスもトークも上手いし衣装はあの通りのかわいさだしステージ全部使うし、何もかもが達者ですごい。インスタに上げてるすっぴんの写真を見てもかわいいとは1ミリも思わないのに、MCではシバルって言いまくってるのに、歌って踊っていると確かにかわいく見える。
なおドンマリクと二人同時にステージに上がることはありませんでした。だったらドンマリク→ジャスディス→リラマルズの流れでもよかったろ!笑 その更に次がE SENSだったからこの順番だったのかなあ。
- Trip (feat. Hannah)
- OUT OF MY SIGHT
- Number (feat. BIG Naughty)
- On the street (feat. ASH ISLAND)
- AMBITION (feat. ASH ISLAND, Keem Hyoeun, Hash Swan & CHANGMO)
- When You Are Alone (feat. CHANGMO & ASH ISLAND)
- Black Heart (feat. Leellamarz & BE'O)
- Don′t do That
- GONE (feat. Paloalto)
- We like to party
- B.B.B (feat. The Quiett)
登場とともにこの衣装が映し出されて笑いでざわつく客席。しかしTripは最初から大合唱なのでありました、もう客の声が大きすぎる。最前近くも後方も、どこもかしこも大合唱。この曲はミドルテンポで音源を聴く分にはぶち上げって感じじゃないのに「かるかーあ!!!」ですよ。
彼に関しては大合唱ではなかった曲をピックアップする方が大変ではなかろうか。だいたい常に歌われていた記憶しかない。メインステージの端から端まで練り歩き、We like to partyでは客席の男性を巻き込んでコールアンドレスポンスをし、サングラスを外して素顔をさらしては「きようぉー!」と叫ばれ「シバル……」と吐き捨て……。ヒップルペの時点で盛り上げ力の高さは理解していたが、今回は、この人ダンスも上手いんだと思いました。ガチで踊るわけではなくて、音に合わせて身体をのびのび揺らすのが上手いですね。視覚的にも客を盛り上げる力がある。べた褒めである。
一番盛り上がるのは当然「尻のデカい女が俺のこと好きって言った」曲だが、わたしは野望が好きなので貼っておきます。後ろにいた男性が大声で歌っていたので真似しました。アッシュアイランドにしてもリラマルズにしても大合唱させまくりで事務所安泰だな。知らんけど。
そういや野望ではアンビションコールしてたからか客がイリオネアポーズしてたな。皆イリオネアが大好きなんだね。
Justhis
おんとんいがくんくにょぬんねがちょてそ!! でリラマルズが爆上げして去った後に、ジャスディスがI Could Do Deadで現れるのちょっと温度差激しすぎて風邪をひきますよ、びっくりしますよ。リラマルズとの落差が激しすぎただけでセトリは非常によかったし、パフォーマンスもよかったと思います。まだ2回しか見たことがないから調子の良し悪しは分からないんだけども迫力はあった。曲が途切れてジャスディスが喋りはじめるまでの間、付近の観客が息を詰めて待っているのはちょっと異様だったよ。笑
いつもの方の動画によるとセトリはこうです。ジャスディスは熱いファンがいるからフェス動画が毎回フルで上がっていいよな。福利厚生が手厚い。
- I Could Do Dead (feat. JUSTHIS)
- Lock Up (feat. Illinit)
- Wayne (feat. G2)
- Skyscraper (feat. JUSTHIS)
- Indigo
- Red Pill (Born from the Blue Pt. II)
- Noble Game (feat. ILLINIT)
- Do Not Go Gentle Into That Good Night (feat. KWAII, DON MALIK & GongGongGoo009)
- No One (feat. Sunwoo Jung-A)
- Motherfucker
- Gone
全体のテンション的にはインディゴが最高潮、その後の曲が特にダウナー系だったから、わたしがいたエリアはかなりシーンとしていた。盛り上がってはいたのよ、皆とても真剣に見ていたと思うんだけど、騒ぎまくるタイプのセトリでは全くなかったね。
最前の人が撮った動画を見るとMC前も「あるむだうぉ!」「サランへ!」とちゃんと叫べる状況だということが分かる、見える景色が違うんだなあ。個人の感想ですが、前に行けば行くほど演者を盛り立てなくてはという責任感が増すから、行くんだったらそういう心配しなくて済む人のときがいいな。
こちらは一番好きなジャスディス曲のひとつ、Do Not Go Gentle Into That Good Night。Red Pill、Nonle Gameにこの曲と、同EP収録曲を3曲連続でやっていた。わたしはどれも好きだから嬉しかったんだけども、全体的にヒップルペの方が大衆的な選曲ですよね、今回ショミド曲ゼロだったからね。
マザーファッカーもかなり好きなんだけど、kids sing以降のコールを周りでやってる人がわたしともう1人の女性しかいなくて、でもウォタボム名古屋のグレイのときのように必死で叫べる状況ではなかった。雰囲気があまりにも違った。最前では熱心なファンの方々が叫んでいたようでよかったです。
動画を見返していたら、ツイッターで流れてきた通り最後のMCで確かに「30分枠なのに音楽だけで28分になってしまったので早く次行きます」的なことを言っていた。随分詰め込んでくれたんだな。
ドンマリクは若者ラッパーらしく基本センステにいて、リラマルズはステージの端から端までちゃんと移動しつつ前列にいた激しい男性に歌を歌わせたりして、ジャスディスはメインステージの中央〜センステにかけてを主に使う感じでした。どうでもいいけど、どこかの曲でDJが「ヘンズアップ!」させてて、この人はジャスディスの味方なんだなあと思った。DJが声をかけることあまりないので驚いた。
余談で、今回宿泊した宿スタッフのデカいお兄さんとチェックイン時に会話していたら「K-POP好きなの?」「K-hiphopが好き」「どのラッパーが好きなの?」と聞かれ、「ジャスディス」と咄嗟に思いついた名前を告げたところサラッと「ああ、彼は背が低いよね」と言われておおっとなりました。厳しい社会で生きているのねジャスディス、そりゃK-POPアイドルが身長サバ読みするわけだ。いっそリラマルズと答えた方がよかったか?笑
DPR LIVE
ジャスディス後に人がざっと入れ替わったので結構前まで行けたんだけど、ドンマリクから3連発で見ていたのでわたしも途中で抜けました。そのうち重大発表します、DPRでライブするのこれが最後です的なMCをしてたっぽいよね(うろ覚え)。
- Legacy
- Out of Control
- Laputa (feat. Crush)
- Kiss Me
- Jasmine
- Text Me
- Hula Hoops (feat. Beenzino & Hwa Sa)
- Martini Blue
- To Myself
Zion.T
疲れ果てていたので、後方の休憩エリアからスクリーンを見ていた。脚が長すぎる衣装を着てて、MCは静かな感じで、でも笑いを取りつつ賢そうに喋っていて、MC中に水柱を2回も立て(多分他の人はやってない)、素敵な歌をうたって帰っていった。メリーゴーランドが一番盛り上がってたかな。いつか真面目に見たいです。
Swings他
どこに行っても行き合うスウィンス一味ことAP Alchemyの皆さん、舞台をちゃんと通して見たことは今までなかったんですが、夜にこれだけお祭り騒ぎで盛り上げられるのなら今度から真面目に見ようかなと思った。この日はギリボイキドミリヤンホンウォンと、わたしでも知ってる有名どころがごそっと揃ってたしな〜。
Zion. Tに引き続きほぼ後方で見ていた&知らない人が多くてセトリはわたしが把握できた最低限ですが……チリンホーミーとカーンって何でこの中にいるの? カーンって何なんYNRじゃないん?笑
- Paradise
- Far Post (feat. lobonabeat!)
- We Higher
- Bad Neighbors
- SLIDE (feat. Chillin Homie & Blase)
- Dumb
- yangAHchi
- 25 (feat. Young B)
- Good Day (Prod. CODE KUNST) [feat. Paloalto]
- Indigo
- Shining Star (feat. Kim Jong Wan)
- It's You (feat. NO:EL)
- Tomorrow (feat. GIRIBOY & BIG Naughty)
- 3AM
- step back b**** 'cause I'm too fye
- No One Likes Us
- I'm Sick (feat. Kid Milli, Lil tachi, Kim Seungmin, NO:EL & C Jamm)
- Flex
- Rain Showers Remix
スウィンス一味、ウォタボムのときよりパーリー感強かったよなあ? メンツが今日の方が豪華だったからかな? あと単純に夜の方がライティングによるクラブ感が出てみんな踊るよね、自分が他人から見えなくなるのもいいんだろうね。
ジャスディスパートがごそっとカットされるインディゴ聞いたのが初なのか2回目(初はヒップルペのヤンホンウォンの可能性がある)なのか分からない、キドミリ1人ならジャスディスパートもやってくれるから。ノエルのインディゴを聞くことは今後ないような気がする……ジャスディスも自分のパートしかやらないんなら、一番長くインディゴ歌ってられるのってキドミリなんだね。笑 キドミリ器用なのかしら……。
チングドゥルワッソのI’m SickがAOMGのフーユーみたいになってて面白かった。動画あれば見てほしい、寝転ぶヤンホンウォンの顔に水をぶっかけたりキドミリのボードを持たせたりするところがハイライト。客が一番楽しそうなフレックス、ギリボイを呼び戻すコントからのRain Shower Remix……この辺の曲に全部関わっているギリボイはすごいなあ。音源にシジェムがちょいちょいいるのは何だろ、昔仲良しだったんですか? いい声だよね。
ラスト3曲で場がめちゃくちゃ温まりきってからのダデュだったから、最初から客たちも絶好調だったよ……。
Dynamicduo
ダイナミックデュオ、この2日間わたしが見た中で一番ライブ上手かったと思う。
しかし若者が多い中でもダデュ大盛り上がりなのに、ショミド6ではサイナミックデュオなのか……これは引きずるよ……笑 わたしの右からは男性が、左からは女性がずっと歌っていて、すぐ前では踊りまくっているデカい男性がいたよ……。
セトリは多分以下で合っている。何故Apple Musicにはダデュのアルバム全部揃ってないの!? よりによってFireworksが聞けないってどういうこと。
Fireworksが本当に爆上げで皆踊ってて、アンコールはしっとり目に締めてました。個人的にはアンコールも爆上げにしてくれた方が好きなんだけど、Msgしか知らん状態で行ってこれだけ楽しかったんだからもういいです。MCも韓国語分からない人にも楽しめるような余興ノリ(……)で本当によかった。
2人とも多分かなり体力もあり(体格もよい)声量もある、息がすごい続く。何も知らんで行って申し訳ないとも思わずに済むほど、コール練やってくれたし手も振らせてくれたし歌わせてくれましたね。ベテランの実力すごい、長年活動し続けてきた人たちにしか出せないパワーがある。テヤンさんの前でよかったんか?笑
先に述べた通り自分の前にいる人たちが皆楽しそうに踊ったり跳んだりしているのがとてもよかった! スタンディングにいるとついつい前を目指してしまうけど、周りが楽しそうにしているところに飲み込まれたいならセンステに近づきすぎない方がいいんだよね~。位置取りの悩ましさよ。
2日目はまとまりのない呟きをそのまま載せただけの状態ですが公開します。感想を書いていると毎度、自分以外が読んでもさっぱり分からんだろうなと思い、時間をかけすぎでもあるので、もうやめればいいのだが、わたしは見聞きしたものの全てを一瞬で忘れるので記録しているのであった……。