動画貼りまくっていたら重くなってきたので分けました。1日目はこちら。
今一度タイムテーブルをば。1日目にクギについて熱弁しすぎたため、2日目は温度低めでお送りいたします。さすがにあそこまではしゃいだら冷静にもなるわ。笑
04.30 SUN
2日目は寒さもやわらぎ、曇りの合間に晴れ間ものぞき、しかし夜はきっちりと雨が降るというぐちゃぐちゃの天気でした。でもスタンディングエリアはクソ暑いし、この日の気温でも前方ではスタッフに救護される人が続出していたので、すかっと晴天ではなくてよかったんだなと。
バビアイのような明らかなアイドル枠が不在だったので朝一のスタンディングは比較的空いていた。逆に、雨が上がったせいでピクニックエリアは混雑していたらしい。
Yang Hong Won
Young Bとしての彼のことはショミド6で見ていたので、いつの間に名前変わったんだと思いました。十字架のピアスを肉眼で見てやろうと意気込んでいたのに彼は多分ディオールのピアスをしていた(Dという字だけ見えた)。改名とともにピアスも変えてしまったのか……ショミド6でタイガーに「自分の影響力を自覚しなさい」と諭されていた姿を思い出します。わたしは何も知らない友人にこのエピソードを話しましたが、彼女はその場では「??」という表情で、タイガーのステージの後に色々納得してくれました。
ラフな衣装で、顔もどうやらすっぴんだった。すっぴんでステージに上がる人を久々に見た気がした。彼は途中でショート丈のブルゾンを身に着けたのですが、背中で絡まっていてしばらく格闘していた。イヤモニのコードが絡まったりもしていた。歌声よりもそんな若さばかりが記憶に残っています。かわいかった。でもインスタではやんちゃしていてたまに炎上するらしい。タイガーの諭し、効果薄。
こちらの動画の後半はお馴染みのIndigoです。キドミリも1日目にやったのかしら……わたしにとっては人生で3回目のIndigoでしたが相変わらず覚えておらず、しかもヤンホンウォンはサビ部分のパートがほぼない(のか?)のでコールする暇なかった。
この日は動画に映っているように何かの木の綿毛がたくさん飛んでいて、マスクをしていないと吸い込みそうだった。ソウルはマスク率半分くらい、フェス会場は外している人の方が多かったくらいだけど、わたしは昨年ここでコロナ罹患したのでスタンディングエリアでは装着していました。
Leellamarz
楽しかったな!! 会場巻き込み型のライブをするので客が乗りやすく(雑に言えばロコ的です)、曲自体も覚えやすくて。初見の友人もすごくよかった、また見たいと言っていた。帰国後にトギョムYouTubeをいくつか見たため、わたしの中ではすっかり芸人枠になってしまったのだが、散々下品な言動をしまくるあの二人の作り出す曲が結構……全部とは言わないもののそこそこの割合で綺麗なメロディなのは不思議ですね。リラマルズがMCで何を言っていたのか知りませんが、パフォーマンスを見ている分には好感を抱かせる出来でしたよ(褒めてるのか?)。
後半で客席に近づいたとき「キャー!!」「キヨウォー!」と黄色い声が上がっており、女性人気もあるんだなあと。いやラッパー全員あるでしょうけど、わたしは特に「いいなあ」と思わなかったので……笑
セトリはおそらく以下で合っていると思います。8曲目までは一人で、9曲目以降はNSW yoon、Street Babyを呼んで新譜DAYDATEの曲を歌っていました。二人のうちどっちかがYouTuberらしいね?
- Trip
- OUT OF MY SIGHT
- Number
- Don’t do That
- AMBITION
- Black Heart
- GONE
- B.B.B
- We like to party
- Moshpit
- Rap lesson
関係ないけど、先日泊まりに来た友人がいる場でTripを流していたら「この曲知ってる!」と言われてびっくりした。わたしがTLに流した動画をちらっと見ただけでメロディを覚えたっぽい。
AMBITION
あまり深く考えずに予習で聞いていたんだけどAmbition Musik曲だったんですね、いい曲だよね。Ash Island、キムヒョウン、Hash Swan、チャンモがfeatしている。いつの間にか全員ショミドで見かけた人になってしまった。動画にある通り「野望で満たせ」のところはコールなんだけど、わたしはこのようにコール部分で音楽をブツっと切るのは好きではないです。
スタンディングにいたら気にならないんだけど、外から聞いていると「何だ?」ってなるのよ。DPR LIVEのパフォーマンスを流し見しててそう思った。色んな人が色んなことをしている会場では音楽を流しっぱなしの方がいいと思う。文句を言うためにこの動画を引用したわけじゃないんだが。笑
B.B.B
リラマルズ一番の盛り上がりはやっぱりこれ! お尻の大きい女の子が俺のことを好きだと言った曲!
過去のフェス動画で非常に楽しそうだったのでわたしも現地でちゃんと言おうー! と歌詞を翻訳にかけてみたら「ケツのでかい姉ちゃんが俺のこと好きって言ってんだよ(下品ver)」、だったという……ここを客が大合唱するのか……笑 衝撃すぎて友人にも共有したため、ピクニックエリアにいた彼女もイントロが始まった瞬間「尻の歌だ!!」と気づき一瞬動画を撮ったらしいです。
これはMVが秀逸でな!! トイルの柄シャツの似合いっぷり、この人根っからのチンピラなんだろうね~(偏見)。リラマルズもヴァイオリンで音大留学していたような人なのにチンピラ役がすごい似合う。映画に出演したら開始15分で死ぬやつ。featクワ様の出し方が最高なので暇なときに見てください。暇なときでいいよ。
Black Heartってトイル名義の曲ではリラマルズとビオがfeatしているんだが、ビオもホモソーシャル内ではああいう振る舞いをしているのだろうか、それとも00年代生まれはちょっと違うんだろうかと考えてしまうよね。色々言ったけどリラマルズはぜひまた見たいラッパーです。昔のアルバムも聞いています。
Ash Island
去年のOTRNぶり2回目。去年も今年もライブが安定していて素晴らしいという感想を抱きました。曲自体がものすごく好きってわけじゃないんだけど、シンギングラップのメロディーラインの辿りやすさといい、一人でフルで歌い上げてくれるところといい、そんなにMCが多くないところといい、基本的に好きです。ビジュアルも楽曲も、自分のやりたい方向性が明確に定まっているんだなあと思うし。はたから見ていても意志が感じられる人は好きだ。あとセトリの最後がOne More Nightなのが地味によい。ファンの気持ちをよく分かっている。
レイニーデイが流れている頃、友人から「ピクニックに最適な曲ですね」とコメントがあった。全体的に芝生の上で寝転がって聞いていてもよい曲調だと思う。そんな持ち歌の中でBandだけがヒップホップ色強いんだよね。Ambition Musik曲だ。
あとはインスタに上がっていた、リラマルズとその犬と一緒に撮った写真(以下の3枚目)がかわいかった。思わず友人に送ったら「Ash Islandだ」と判別してくれて嬉しかった。大邱のフェスでも仲良し写真をリラマルズが上げていたのでぜひ見てください。
新譜発売おめでとうございます、ビオとのコラボ嬉しいです。WONDERはガチ恋殺しアイドルみたいなMVだな。Ambition Musikって、クワ様を筆頭にリラマルズとかAsh Islandとか毛色の違ったラッパーが所属する不思議な事務所だよね……。
わたしの前方にいたガチペンの女性がバナーとCD現物を掲げて頑張っていたのだが、彼がサインのために降りてくることはなかった。サインはしなかったけれど、最後に革ジャンの下に着ていたTシャツを脱いで客席に投げていたから、近辺では熾烈な戦いが繰り広げられたのであろう。
Sik-K
新しくレーベル?を立ち上げたようでおめでとうございます。pH-1のときに再び出てきて「ハイヤーミュージックフォーエバー!」などと叫んでいたので、じゃあなんで辞めたんだよ、と会場中がツッコミを入れたことと思いますがニュースを見て納得しました。あなたも社長タイプだったんですね。
何も知らないで失礼なことを言うのでファンの方は去ってほしいのですが、わたしはSik-Kの曲も声もそんなに好みではないので人気の理由がよく分からなくて。生で見て判断するつもりで真面目に鑑賞したけど、結局ピンときませんでした。こればっかりは好みだからな! 意外とかわいい衣装着るんだねとは思った。
途中からかなあ、一人知らないラッパーが出てきて、誰だこのラッパーは……と数曲の間分からずにいたんだけど、それが何とHAONくんだった。「何と」というのは、バーコードが流行った頃にHAONくん目当てでH1GHR MUSICのライブに申し込んであえなく落選した過去があるからです。こんなところでどさくさにまぎれて(同じ事務所同士なのだから当然なのだが)HAONくんのライブを見ることになるなんて……てか気づけよ自分。最近精力的に活動されているようで何よりです。
更にはショミド10に出ていたアウリルゴートまで出てきた。ここでぜひ見ていただきたいのがアウリルゴートの上半身でして……黒Tシャツに白パンツというシンプルな出で立ちながら、この人めちゃくちゃ鍛えてるんですよ。胸と腕の筋肉が、すご、Tシャツぴっちぴちやで……。あまりのことにピクニックエリアの友人に「身体が厚くてセクシーです」と書き送ったところ、「遠くから見ても分かるわ」と返ってきました。わたしは厚い胴体を鑑賞するのが好きです。
40分枠だったからか、終盤には兎の帽子をかぶったリラマルズまで出てきてMoney Danceをやってた。わたしはというとVMC待ちがそろそろつらくなってきていた。40分は地味に長い。
pH-1
4/26に渋谷で行われたライブにも行きました。渋谷はワンマンで、衣装もMCもかわいさの方が強かったんですが、フェスではややかわいさ控えめだったような。一人でワルツできるほど世界的に人気な理由は何なのか? とずっと不思議だったんですけど(ハイヤーに対して失礼すぎる)、単純にライブが上手い&曲がいいのと、すごく女性ウケがよさそうなのと、英語話者でツイッターの使い方もこなれているからなのかな……? そりゃそうだろというツッコミが聞こえる。日本のライブは女性98%だったから男性人気が見えなかったけど、ヒップルペでは男性も合唱していたと思います。
セトリはソロツアーの短縮版でした。MCもツアーの流れをなぞっていたからとてもスムーズです。終盤のTELEFONO、The Purge、Iffy、Good DayではSik-KとHAONくんも出てきて特に女性からの歓声がすごかった。さすが社長の立ち上げた事務所だぜ。もちろん男性も乗っていました、曲がいいですから……。
わたしは13時から立ちっぱなしで正直それどころじゃなくて……死ぬ、目の前で大好きなTELEFONOがハイヤーオールスターズで繰り広げられているというのに……みたいな状態でした。すまん。フックがスペイン語だからというだけの理由で好きです。
pH-1はかわいいも強めの煽りもお上手ですごいですよね、それでいて上品で。品位を重視する社長のお膝元だからかな(トギョムを引きずっている)。シンプルに感心してしまう。リラマルズだってステージでは下品じゃなかったろ!!
この後スタンディングエリアの大移動が起こり、こんなに人が入れ替わるならSik-Kで抜けてVMCで突撃し直せばよかった!! とめちゃくちゃ後悔しました。次にフェスに行くときはタイムテーブルと客層を考えてもう少し計画的に動きたいです。
VMC
二日目の体力の全てを賭けてのぞんだVMCのステージは最高だった。あまりに疲れすぎていたからもう声は出ないんじゃないかと思っていたが、中盤にVICE MAKES CASHでドンミルスとノクサルが出てきたらいっぺんに元気になった。
ドンミルスはびっくりするほどかわいかった。この2日間で一番かわいかったのは彼だとわたしは断言する(番外:シジェム)。ノクサルはとにかく客から大人気で、声のみならず身体全体を使って煽るのがものすごく上手かった。やや芸人ぽさがある。ディープフローは小走りになってノクサルやドンミルスの動画を撮っていた姿が印象的で、これがショミド7で「蝋燭の一つもつけられないんですか?!」「音楽しかまともにできないんですね」とノクサルに言わしめたディープフローか……と思いました。甥の運動会にでも来たのか?
他の皆さま(WUTAN、QM、Rohann、LOS、BABYNINE? ODEEは来れなかったとか誰かが言っていたような)もラップが上手くて、統一感のある安定したステージだったと思います。誰一人シュッとしてない事務所……あっ違うディスじゃなくて、AOMGやハイヤーとは趣きが違って面白かったなという。わたしはセンステ端の前から3列目くらいにいたけど、Ash~やSik-KやpH-1で飛び交っていた黄色い声援なかったもんな。VMCコン行きたいのでソウルでやるときは外国人にもチケット売ってください。
……次の現場が年単位でなさそうだからVMCを好きになった理由を書いておくと、ショミド7と6を見たんですよね(ショミドは3、4、10、7、6の順で見ており、夏以降また続きを走ろうと思っています)。
10はグレイとミノくん目当てで見た。グレイの服装については言いたいことがたくさんあるが、ドンミルスは気のいいお兄さん的な感じで出ていた。動きがヒップホップだと誰かに褒められていた記憶。じーどらさんと生年が同じくせに(えらい差だ)とディス戦で言われていた記憶もある。でもこの時点では認識した程度。
7はクギ目当てで見て、上述の通りディープフローとノクサルのVMCコンビに萌えていた。それより何よりスーパービーにぞっこんになっていたんですがさておき、VMCコンビが事務所で参加者を招いてパーティーしていたの本当によかったです。蝋燭のくだりしか覚えていないくせによく言う。
6は確かウウォンジェ目当てで見て(全部AOMG目当てかよ)、するとノクサルが一参加者として出ていました。見る順番を完全に間違えている。参加者として出ると自作歌詞を歌うじゃないですか、そしたらさ、クセルクセスとかプロメテウスとかちょいちょい引っかかる横文字を入れてきて……だから最初に「ん?」ってなったきっかけは歌詞だったと思います。顔も髪型も陽キャ兄な性格も素敵だと思っているんですけど。チーム分けで迷わず4位ナミックデュオを選んだのもよかった、あの2人のことを尊敬しているのが伝わってきた。
ノクサルはショミド7プロデューサーライブのときもモナリザTシャツ着てるし、1stアルバムのジャケットも西洋美術パロだし、欧州古典芸術全般好きなんだろうな。と思ったら村上春樹やAKIRAネタでアルバム出していたりもして、これまで何をどう摂取してきたのか気になります。あれ、ドンミルスのことは単純にフェスで好きになったのか?
閑話休題。セトリは、アイドル的人気がある事務所/レーベルではないから自力で頑張らなくてはと必死に録画していたんだけど前半あんまり分からんかった。ラップが強い曲は判別精度が悪くて……無念。以下分かった分だけ書いておきます。VICE MAKES CASH以降は合ってるかも? こうして見るとノクサルとディープフローの純粋なソロ曲ってなかったんだな。ショミド7のプロデューサーサイファーくらいか。
- Take You There (WUTAN)
- 하하하 (WUTAN)
- Plata (QM)
- Asian Glow (WUTAN)
- Dumb Dumb (Rohann)
- VICE MAKES CASH (VMC)
- SMTM 777 Producer Cypher (Deepflow, Nucksal)
- DAEBAK Life (Don Mills)
- MVP (Don Mills)
- Ye I Need (Don Mills)
- Blue Lemonade (LOS)
- BIG MAD (LOS)
- B.O.T.B
- Fresh Off the Boat (Don Mills)
- Brother (Nucksal)
- 88 (Don Mills)
- The Villans (Nucksal)
- Cut Cut Cut (Deepflow)
ではノクサルとドンミルス中心にいくつか。
VICE MAKES CASH
VMCアルバム曲。今年の動画はなかったから2019年のを貼ります。2020~21年はヒップルペ自体が中止、2022年はVMC不在だったことを考えると、来年はいないかなあ。大邱に飛べばよいですか?
上の動画もですが、わたしの手元にある動画を見ても、ノクサルが出てきた瞬間に観客が沸いているのがよく分かります。ノクサルはバラエティ番組にもよく出演するみたいだし人気なんだろうね。カンスンユンやジナンくん・ユニョンとも共演してたよね。カンスンユンなんてノクサルと二人でコンサートしてたよね。わたしが大好きな曲AKIRAのゲコパートをカンスンユンが歌ったバージョンの正規音源が心から欲しいです。
実はわたくし、この曲が始まるあたりまでディープフローを認識していませんでした。今年のディープフローは黒いキャップを被っていて、特徴的なスキンヘッドを露出していなかったんです。いや野外フェスでは露出しない方がいいよ。目の前でVMCコールをしてくれるこの人は誰なんだろう、と思っていたら他でもないディープフローだったというね。身体が大きいのに佇まいや動作が誰より控えめなんです、だからまさか大ボスだとは思わなくて……すみません。
Ye I Need
ドンミルスにノクサルとODEEがfeatしている曲。フェス動画がないのでMVを見ていたんですが、開始11秒でかわいいポイントがあるので再生してください。
DIRECTED BY DEEPFLOW……。
現場に行ったおたくは知っている通り、ディープフローは本番中に弟たちの動画を熱心に撮るような人なんですよ。そしてこのMVにはディープフローは出てこない(orわたしが気づいていない)。つまりこれはディープフローによる弟たち記録映像。我々は画面のこちら側にいるディープフローを幻視しながらこの映像を見なくてはいけないんです。見えましたか、あなたにもディープフローが――?
嘘です、わたしディープフローのこと1ミリも知らないです。YanghwaってアルバムのBig BrotherおよびNew Familyの歌詞から類推するに、彼は事務所/レーベルの皆を家族のように思っており、自分自身は一人っ子なのに弟がたくさんできたと喜んでいるように見えるというだけです。そんなことを夢想せずともいいMVだからもっと再生してもらえるといいねえ。ノクサルとドンミルスが捕縛されるところで快哉を叫びたくなるよ。さすがディープフロー、縛られたときに誰が最も輝くかをご存知でいらっしゃる(わたしの私見ではドンミルスです)。弟たちの名前を覚えて帰れといわんばかりのクレジットもよい。
ヒップルペでのこの曲のパフォーマンスがどうだったかというと、ノクサルの身体張った煽り芸が絶好調でした。ドンミルスはいつも通りかわいかったです。この二人がセンステのど真ん中でカメラに抜かれていた映像をわたしも見たかった(真横にいたので正面は見えないままだった)。最後のサビの頃には皆ヘンズアップしてた。
B.O.T.B
1日目はクギ・ビワイ・社長のおかげで(…グレイ)がたびたび響き渡ったものの、2日目はどこにもないだろうと油断しきっていたところに突然のグレイ。動揺とともに思い出す、そうだ、ショミド10の参加者・PD集めて作ったっぽい曲があったんだ……。まさかドンミルスとロスがグレイ曲をライブでやってくれるなんてなあ、人生何があるか分からんな。
最後にちゃっかりグレイが映るのウケる。まぎれすぎやねん。
Brother
サムネだけでドンミルスがかわいいことが分かる。VMCステージ中、わたしは1秒たりともドンミルスを格好いいと思わなかったが、かわいいとはずっと思っていた。
ノクサルが「ブラザブラザブラザ言って」と最初に教えてくれていたんだね、優しいね。アイドルさながらのお手振りを観客に求めるノクサル、これ色んな位置でやっていたからわたしもやった。2:22あたりにノクサルを激写しているディープフローが映っています。ちゃんと見ましたか? 彼はセンステでドンミルスのこともちゃんと激写してましたからね。他の曲でもやってたしね。それらの動画どこにあるんだよ。ごく一部はここにあります。
公式チャンネルにもかわいい動画があったから貼っておく。ドンミルスはこのようにフェスでもひたすら笑顔を振りまいていたのだった。わたしはこの動画を見てwe came from the bottomではなくbottleだと知ったよ。何でボトルなの?
Brotherから最後までMCを挟まず怒涛の四連発ぶち上げです。セトリが最高。
88
サムネだけで以下略。実際ドンミルスかわいい度が最高に達したのは88でした。1988年生まれの彼のソロ曲で、サビでは「あちこちで呼ばれる俺の名前、ドンミルス!」と連呼します。「ドンミルス!」はコールです。名前を呼べるコール最高。
この「よぎ、ちょぎ~」のジェスチャーを目の前でされると「かわいいが……?」としか思えなくなるんだよね。皆さん機会があればぜひ浴びてきてください。
VMCは88からダンサー2人ステージに乗せていたんだけど、わたしは(多分多くのファンも)正直ラッパーのことしか見ていないから、ラッパーを遮るようにダンサーに立たれるくらいならずっと1人でステージしてほしいんだよな~と思わずでもなかった。そもそもVMCには8人もラッパーがいたんですよ、じゅうぶんだよ。笑
The Villans
ノクサルのアルバムに収録されており、featが4人もいるほぼVMCオールスターズ曲です。ノクサルの声ってデカいし通るよね。この人はVMCの中では断トツ小柄なのに動きも大きいから、ステージにいると小柄には見えないと誰か(ディープフローかな)がショミド6で言っていた通りなんですよ。普通の動画見ると本当に小さいのよ。グレイと並んでいる写真あるかな?
ディープフローがいつの間にか赤いキャップまで被っていて、客席に投げる用に持ってきたのかなと思っていたけど、客席から投げられたものを拾いあげて被っていたのね。優しさ。
MVには嬉しいことに日本語字幕がついています。韓国でも大ヒットしたスラムダンク関連の単語が混ざってるのよ、この人たちも映画見たのかしらねえ。確かにツラは悪く見えるけどドンミルスを筆頭にみんないい人そうだったよ。笑
「太ってもかっこいい」とドンミルスの歌詞にありますがあなた別に太ってないから。日本にライブしにきてまでフィットネスクラブに行く人が太ってるわけないでしょ。大きいだけです。
ドンミルスといえばK-POP経由で来た人が一番最初に触れるきっかけはZICOのタフクキだと思うんですが、このときドンミルスめっちゃ痩せてない!? VMCにいるときほど強そうにも見えない、借りてきた猫感がある。タフクキは2014年の曲だからこの後に大きくなったのかね? 今の方がずっといいよ。ZICOはこの時点で既に最強でこわい。顔が強すぎる。
Cut Cut Cut
最高にテンションが上がるイントロの一つ!! これが流れてきたらいくら疲れていても腕を上げずにはいられない。ショミド7でも代表曲って言ってたね。冒頭でディープフローが「Everybody say yeaaaaahhh!」って煽っているやつ目の前で見ました、嬉しかったです。事務所で出てくると煽り要員に事欠かないからいいですよね。
めっちゃ盛り上がったからチラっとアンコールの声が起きかけたものの、VMCはさくっと引き上げていきました。押し切りを出したらもう終わりだろうな。わたしも疲れ果てて離脱、食料を調達しに屋台へと旅立ちました。
Tiger JK
この二日間で最も会場全体を沸かせたのはタイガーだったのではないだろうか。わたしは友人をkhiphip側に引きずり込みたくて、今回のセトリも可能な限り再現したプレイリストを作ってシェアしているのに、彼女はタイガーの部分だけしか聞いていない気配がある。さすがレジェンド、Hall of Fame。
タイガーはピクニックエリアの観客をも一体化させる強烈なパワーの持ち主だったのだが、ゲスト陣も強力だった。ジェクスキスの司会業が上手い人がラップを披露したと思えば、弟力といえばコチラのウウォンジェが現れて数曲歌ってあとは後ろでずっとゆらゆらしていたり、妻で歌手のユン・ミレ氏がごりごりの煽りを披露したりなどした。
VMCの動画漁りに忙しい&ウウォンジェ関連はYouTubeにたくさんあるだろうので割愛します! そのうち追記されているかもしれません。ショミド6ではイケおじ然としていたタイガーが宣教師みたいになって出てきた衝撃などはぜひ追記したい。ラブアンドピース! ラブ! ラブ! と叫びながら人民に身を投げ出していた姿も……。
Crush
去年のクラッシュも1人で1時間やりきっていたので今年もそうだろうと思っていたら実際そうでした。バンドはいたけどね(これも去年と一緒か)。前のタイガーがMCで喋りまくっていたのとは反対に、クラッシュはほとんど喋らず曲を立て続けにやっていた。MCであるむだうぉあるむだうぉ連呼してからのBeautifulなど、しっとりした曲は全員知っているから大合唱にはなるけど最終日はぶち上げて終わりにしてほしいなあと思っていたところ、最後はきっちり盛り上げ系を持ってきてくれました。さすがです。
雨が結構降っていたので、クラッシュの終盤にはピクニックシートを捨てて木の下に避難していたのだが、近くいた男性二人組が楽しそうに踊っていてすごく和んだ。Rush Hourで無事に紙テープが空に舞ったのを見届けてから、「クラッシュよかったけどヒップホップではないよね」と友人に言ったら、「BIBIの時点でヒップホップって何? と思ってた」と言われた。確かにな。
わたしはクラッシュのことを特別好きではないんだけど、今回のセトリをぼんやり流していたらどれもこれもいい曲で、たくさん聴かれるのも納得だよと思いました。声が抜群にいいしなあ。あ、あとクラッシュはスタンディングエリアに降りてくるときすらお上品なの! ブラジャー背負った社長と比べたら皇族のお手振りみたいだったよ!笑
05.01 MON
翌日1日ソウルをうろついて深夜便で帰ったのですが(もっと早く帰ればよかったと死ぬほど後悔した)、せっかくだからとYGカフェを訪れてみたらYG社屋からフニヤさんが出てくるという個人的ハプニングがありました。
以前はYGの前には常にファンが立っていたものですが、カフェができてからは皆カフェ内部で待つようになったみたいですね。先に訪れていた友人には散々「激甘ドーナツを食べて後悔しろ」と言われていたものの、5/1は前二日が嘘のような晴天でクソ暑く、とても甘いものを食べられる天候ではありませんでした。なのでダークチェリー何たらを飲んでひと涼みし、カフェから出たときちょうどYGの自動ドアの奥に人影が見えて、スタッフさんだろうけど一応見届けてから帰るか、と一瞬立ち止まったところ、出てきたのはナイキのスポーツウェアに身を包みサングラスをかけたフニヤさんだったという。
え……そんなことある……!? と静かにパニックに陥りながら「フニヤさん……?(原文ママ)」と呟いたわたしに、彼は口元だけの微笑みを向けてすたすたと立ち去りました。ごついヘッドホンをしていたからわたしのか細い声はおそらく耳に入らず、「YGのオタクがいるから笑顔向けとくか」くらいのノリだったと思う。テソンさんなき今、わたしがYGで一番好きな個人ってフニヤさんなので、念が強すぎて生霊を見た可能性もなくはない。いやはや、生霊になってもファンに微笑んでくれるなんて罪な男だぜ……。
というWINNERオチでレポは終了とします。お疲れさまでした! 来年は一人で行くと思うので現地で会える人は教えてね!