気づいたら四月も終わりになってしまいましたが、先日参戦した代々木コンについて少しだけ感想をば。3/25(金)、26(土)の二日間参戦しました。あと5/14(土)の京セラドームが残っている。
#SHINee https://t.co/dchHnL0p9R pic.twitter.com/ykzdOegmdY
— SMTOWN GLOBAL (@SMTOWNGLOBAL) 2016年1月6日
公式アカウントにコンサートっぽい画像が見当たらなかった。
K-POPに落っこちてきたのが昨年10月末。きっかけはSHINeeだったはずが、タイミング的にコンサート参戦が遅くなってしまい、EXOとBIGBANGに二回ずつ参戦してからのSHINeeとなりました。申し込み自体は11月あたりだったので、その時点でファンクラブには加入していたんですけどね。おかげで色々比較もできて面白かったです。
かなり忘れているので要点だけ言うと、
- ミノの脚が長過ぎる
- ミノのファンサがえぐい
- オニュの笑顔の破壊力
- ファンが盛り上げる意識が強い
- 子供の学芸会を見にきた母親みがある
- やっぱりSMの恋愛シミュレーション風VCRに乗れない
という感じです、超かわいかったというのは当たり前だから除いてある。最後の一点は「あ〜だからSMではなく今のBIGBANGに落ち着きそうなんだ」と自分の中でしっくりきました(2015年ツアーのVCRはひたすらシャレオツパーリーピーポー風で恋愛要素皆無)。
その後EXOカイくんの熱愛公認事件があってSMは何がしたいんだ? と戸惑ってるし、BIGBANGのコンサート抽選も落選したし、SHINeeの推しであったキーちゃんの顔に割り切れないものを抱えたりと、まあ色々あって、K-POPにうつつを抜かしてないで勉強でもしたらどうだ? と神様が言っているように思えてきてます今は。お前に必要なのは現世で金を稼ぐための手段だよ。笑
気を取り直して!
Before
チケット確保が早すぎて記憶の彼方である。航空券高かったなあ……。
- ファンクラブ加入代 6,200円
- コンサートチケット 20,400円
- 日本往復便 29,820円
前どっかで書きましたが、わたしがファンクラブで確保できたチケットは3/25(金)のみで、その後の一般で友達が3/26(土)を当ててくれました。今回激戦だったのによく当たったなー。しかも彼女の席はスタンド1階の南側前方で、私のアリーナDブロックより全然よかったという。
セットリストは5月発売の新曲「君のせいで」を含む25曲だったのかな? 充実した三時間だったと思います。アルバム曲が大半だから予習もらくちんでした。ただ掛け声はあまり覚えられなかった。BIGBANG熱が高まっていたせいである。
- Password
- Wishful Thinking
- Married to the Music
- View
- Your Number
- Sherlock
- Stranger
- DxDxD
- Everybody
- Sweet Surprise
- Keeping Love Again
- LOVE
- Boys will be Boys
- Photograph
- 321
- Dazzling Girl
- Wanted
- Lucifer
- Burning Up
- Picasso
Encore
- Good Good Feeling
- Downtown Baby
- 君のせいで
- Sing Your Song
- Moondrop
1日目
久々に本社に顔を出し、五人時代のトンペンである先輩に「わたしもK-POPに足を踏み入れて色々あってBIGBANGに落ち着きそうなんですよ」と言ったら、初めて話したスジュペンの人に「EXOは顔が見分けられない、BIGBANGは見分けつくけど個性強すぎてぶつかり合ってる」と言われる。わたしはまだSJの見分けがついていません。ヒチョルの顔はかわいいと思う。
そのうち結構ギリギリな時間になってしまって、機内持ち込みサイズのスーツケースを預ける暇もなく慌てて原宿駅に向かうと、体育館に向かう人が大変なことになっていた。歩道橋超えるまでが盛大に詰まってましたね。道は間違えようがなくてよかったけど。
アリーナDブロックはかなり後ろの方で、それでも箱が小さいから裸眼で辛うじて見える距離でした。前の子が背が小さかったからかそこそこ高さのある台に乗っており、164センチのわたしでも見上げ過ぎで腰が痛くなった……笑 アリーナの後方よりはスタンド前方の方が見やすいよね。
この日はとにかくずっとミノの脚の長さに驚いていました。
初っ端Passwordで台がせり上がって来たときから「あれ、脚の長さおかしくね……?」と始まって、彼が動くたびに「脚が長いんだけど……」「股間の下にできる空間の広さがおかしい……」「頭が小さい……」「人外……」と胸の中で呟いていた。最初の一時間は「ミノの脚が長い」で終わった。
いやわたしも知っていると思っていたんですよ、ミノの脚が長すぎることくらい。他人と並んで写真に映ると、彼の頭が小さすぎて遠近感が狂ってしまうことも。飽きるほどMV見たしTLに流れてくる最近の写真も見ていますから。
しかし現物にはそれ以上の異次元さがあった。
人間ではなかった。少なくともわたしと同じ人間ではなかった。あいつの顔が小さすぎて踊ってるときも前列なのか後列なのか上半身だけじゃわかんないからね。マジで。
わたしはキーペンだったんですね、コンサートに行くまでは。なのでポジション取り的に近いキーちゃんとミノを二人同時に視界に入れるように心がけて見物していました。でも気づいたらミノペンに戻っていたのだと……SHINeeを初めて見たとき「化粧の薄いイケメンがいるなあ」と思っていた頃に戻っていた気がしますね……。
Photograph以降はオニュの笑顔にも釘付けでした。オニュの笑顔がかわいいなんてこともYour Numberを初めて見たときから知っていたけれど、生で見るあれはとんでもない凶器でした。いやモニター越しだから生では見てないんだけどな?!
トークはあまり覚えてない。レポがたくさん上がってるし、わたしが書く必要はない。ただMCを回すキーちゃんを見て感じたのは、きちんと回せるよう気を配っているのが伝わってきてしまうから、もうちょっと進行とか気にしないで自由に遊べるといいね、ということ。成長したマンネラインが代わってくれるかしら? ふざけていたミノに怒っていたのが1日目か2日目か忘れてしまったけど。
VCRはねえ、まず二つ目のプラハで撮影したやつが謎で、よくわからない日本語のフレーズをメンバーが呟きながら進むんですけど、ストーリーが見当たらなくてな。最後に「お元気で」「さようなら」って続いて吹き出してしまった。こんな早くさようならされる謂れは無い。
恋愛シミュレーション風なのは三つ目だったっけ? SMが恋シミュ風VCRを必ず挟んでくることはDVDの予習で存じており、EXOのドームコン参戦したときから居心地の悪さを覚えておりましたが、やっぱりダメだった、すっと頭が冷えてしまった。It's not for meという感覚が一番近いですね。我に返ってしまうんだよねー。こんな映像作るくせに何でカイくんの熱愛を認めてセレブ路線とか言うかなSMは!?
でもバラード曲の終わりが拍手だったときが一番戸惑ったかもしれない。え、拍手? 拍手なの? コンサートで?? 拍手何回かわき起こってましたよね。すごい不思議でした。今でも不思議だなと思います、EXOも拍手じゃなかったと思うんだ。加えて掛け声も合いの手も、全体的に見守ってる感が強くて、息子を見ているような気分になりました(いないけど)。
一緒に行った友達は二日目のチケットを取ってくれた子とは別の子で、メインはSJ、SHINeeも2年前までは追っていたらしく、「久々に見ると皆かっこいいね、スジュとは違って!!」と言っていた。あと「テミンがあんなに成長してしまって……昔はすごくかわいかったのに……」と感激している風でした。
そういえばテミンさんに羽が生えたところ、羽が生えるとは聞いていたがまさかそれが黒い羽となって舞い散るとは思ってもいなかったので中二病爆発じゃねーか! と感心したよ。Press Your Numberのオシャレ路線どこいった。
Sing Your Songはシングルとしてはイマイチすぎたけどコンサートの終盤に皆で歌うには適していた。カップリングにすればよかったのに。君のせいでは幽々白書とかその辺の時代のアニメ主題歌になりそうだよね……バラードだと勘違いしていたのでダンスナンバーでよかったです。ダンス思いのほか激しかった。
歌がどこまで生でそうでなかったのかよく分かりませんでしたが、安定感ありました。ダンスはずっとよく動いてた。お疲れ様だった。かわいかった。マカロンに砂糖ぶっかけたみたいな甘さだった。胸焼けしかけた。ただ正直に言うと、席が遠かったから乗り切れなかったところはあった。
弟の家の近所でラーメンを食べて寝ました。
2日目
カラオケ→コンサートという流れで行こうとは前から約束していたので、とりあえず新宿へ。友達が来るまで時間があったため、ふらっと高島屋の東急ハンズへ。ウチワの材料ってどのくらいするんだろうか……ときょろきょろしていたら、50歳前後とおぼしき紳士な店員さんに「何かお探しですか?」と聞かれる。盛大に躊躇いつつも、
「あの……コンサートの……ウチワを作りたくて……」
「ああ。もう一つ上の階なんですよ。分かりにくいのでご案内しましょう。何かあるんですか?」
「今日がコンサートなんですよ。だから作ろうか迷ってるんですけど」
「それはそれは。現物見て考えてみてください、買わなくてもいいですから」
すぐ分かってくださいましたね。それだけメジャーなんですね。日本の店員さんはどこも対応が丁寧で素晴らしいです。
散々迷った末、その後合流した友達と黒ウチワの土台&カッティングシートをお買い上げ。百均でハサミ・カッター・ペン・糊・セロハンテープも購入し、カラオケへ。わたしは結局ミノで作って、友達はキーちゃんでした。友達のウチワ超うまかった、即席とは思えなかった。カッティングシートの裏はシールになっており、糊もテープも不要だったことは笑い話。
カラオケではSHINee縛りかと思いきや友達がBIGBANGや東方神起入れてたので、締めをFantastic Babyにして汗だくになりました。あれめっちゃ楽しいのな。また行きたい。
代々木体育館に向かう道は1日目よりも混んでいた気がする。1日目の方が会社帰りの人が多くて時間的に厳しかったんじゃないかと思うんだけど。会場内で一緒に大連に行った友達とさっと会い(初参戦の人に「ミノの脚が長いので見てください」と謎のアピール)、席に戻るとステージが近すぎておののく。
1日目に別の友達が「そのブロックはミノならファンサくれる位置だよ」と言っていたのだが本当に近い。これやばくない?! と友達とペンライトの準備をしながらそわそわ。そういえばペンライト、EXOのはただの白い棒だったから、あの形にびっくりしました。SMは皆こういうのだよ、って言われたけどEXOは仲間に入れてもらえなかったの? 開演はほぼ時間通りだったかな。
位置的に、Password等のセンターステージ使用曲では後ろ姿を拝むしかありませんでしたが、まーーーー近かったです。ファンサをもらったんじゃないかと錯覚(?)するくらい近かった。わたしじゃなかったかもしれないがわたしの近辺に一つ飛ばしてた、ミノが。
友達に「ミノ席だったよね」と言われるくらいよく来てくれたと思う。わたしは完全にミノペンと化してウチワを振っていた。彼ががーっと走ってスタンド側に迫ってきたときは思わず「ぎゃーっっっ」と叫んでしまって自分で引いた。
だってあいつのファンサえげつないんだもん。暇さえあれば客席に手を振りハートを作り笑顔を振りまいていた。1日目は見えなかったけど、ダンスのフォーメーションで一人後ろを向いているときにも、目線の先にいるファンに手を振ってた。キーちゃんが1ならミノは100やってた(キーちゃんてあんまりファンサしないんだね)。こうしてコンサートに来た他推しを自分のものにしているのか……。すごかった。心からすごかった。王子様がいるよと柄にもなく思った。この男は歌の最中に手を左右に振るのも一番多くやってましたね。地味に疲れそうだけど、体力には自信あります系だもんね。
前日アリーナDブロックから見たときは、五人とも細くて脚が長くてスタイルいいなあと一応思っていたんですよ、ミノだけじゃなくてね。しかし近くでまじまじと踊っている姿を眺めていると、あの身体の前には全てが無力だと感じました。圧倒的。あのスタイルどこまでも異次元。
バラード曲のとき、ステージ中央にブロック積み重ねたようにして、あちこちに五人が座っているセットあったじゃないですか(日本語が不自由)。あのときちょうどミノが脚を投げ出して腰掛けているのを正面から見ていて、膝下の長さ、どうかしてない!? と目が離せませんでした。もちろんあいつは隙あらばファンサをしており、その意味でも目が離せなかった。
次点、やはりオニュです。あの噴射ホースを持って遊び回るMC前の曲のとき、オニュがすぐそばに来てたんですね。笑顔全開でね、死ぬ……と思った。これは死ぬと思った。あのときはオニュに釘付けだった。いや、何度もオニュに釘付けにはなっていたけど、彼の最大の笑顔を一番近くで、モニタ越しでも双眼鏡使うでもなく裸眼で見れたのは至福のひとときでした。よく死ななかったね自分。
話題のズボン破れた事件は、尻ばっか見ていた割に見過ごしました。違うんだ、バランスボールで器用にリフティングはじめやがったモデルに気を取られていて、ジャケット腰に巻いてるな〜暑いのかな〜くらいにしか見えなかったんだ。
ほぼ真横から見ていたので、センターステージで何が起きているのかわからないことも多かったのですが、メンバーたちが頻繁に視線交わしていたりタッチしているのはよく見えました。大体ミノを見ていたからミノオニュの視線しかキャッチできてないけど。あとオニュのEverybodyのプロペラも丸見えでした。お疲れさま、あんなに腕を回して……。
メンバー同士の絡みと言えば、アンコールの前だか後だか、キャップを被ったオニュの後頭部に覗く髪の毛を、ジョンが執拗にいじっていたのには萌えた、と書きながらオニュとジョンが反対だったかどうか記憶が曖昧です……ググるのは面倒だからしない! とにかくトークの間ずっといじっていた。
帰り際に友達が「テミン昔はすっっっっごくかわいかったんだよ〜!!」と今度は嘆く風に言っていたのが面白かった。
2日目はね〜かなり全力で楽しめた感じがあります。席の近い遠いってこんなに違うんだね! と遠いところからばかり眺めていた身としては思いました。燃焼度が全然違った。
まとめ
燃焼度の差、これは一つに、わたしが個人バードウォッチング型で、できる限り推しの姿を追いかけたいタイプだというのがあります。SM的な推しは、いわずもがなテミンさんです。テミンはかなりカメラに抜かれておりました。でもわたしはミノオニュキーが見たい。となると、推し以外が映っているときにフラストレーションが溜まる。
しかし2日目の席では思う存分バードウォッチング(後方ステージなら双眼鏡すら要らない)できた。おかげでテミンとジョン(と2日目はキーちゃんも)の記憶がほとんどないけど。最後の最後で挨拶しにきてくれた際、無理矢理視線をミノオニュからひっぺがしてテミンジョンを見たときくらいしかまともに見なかったかもしれない、それも一瞬だ。次の瞬間にはミノかオニュを見ていた。人間の意識というのは不思議なものである。
もう一つは、SHINeeは客席煽りをしない。多分。基本的にしない。「盛り上がって行きましょー!」とかは言ってたけど、き彼ら自身のダンスがとてもハードだからダンスナンバーで客をジャンプさせる余裕なんてないだろうし、元々そういうパフォーマンスの方向性なのだろう。掛け声も、ファンが考えてファンが声を出して盛り上げていくスタイルなのよね。
わたしは十年ほど前ポルノグラフィティのファンで、何度かライブに脚を運んでいたんですが、ああいうバンドだと曲の途中で跳ばせるし声出させるじゃないですか。BIGBANGもそうで、煽って煽って声を出させてくれるスタイルが個人的に好きなんですね。EXOならチャニョルのクラブタイムみたいな。元々洋楽のダンス系ミュージックが好きなので。でもって、声による煽りって、視覚で捉える諸々と違ってドームの二階席の一番後ろにまで届くんですよ。例えモニタに映る顔が豆粒でも、一緒に盛り上がっている気分になれる(個人差はあるし、もちろん前方にいるのが一番幸せだ)。2日目の席は視覚が満たされていて、物足りなさを感じなかったんだ。
まだSHINeeコン1つしか行ってないので完全にわたしの独断と偏見ですけど、ドームを埋めるにはドームのどの席でも楽しめるようじゃないと大変なんじゃないかな〜って。まあこれは誰よりEXOくんに言いたいことです……君たちもうちょっとトーク頑張りなよ……笑
2015年にEXOがあんなに売れたのに、BIGBANG先輩(彼らも3年ぶりのカムバを果たして相当売れましたが)が年末の番組でトリを飾り続けていたのは、このへんのパフォーマンスの方向性と能力によるところな気がする。煽る系だと、テレビ的に盛り上がっている絵を撮ることができて、観客席・ゲスト席にカメラを向けやすい。BIGBANGやPSYは、それがとても上手い。
話がズレました。Drop thatのようなクラブタイム曲を出してきたEXOとは違い、SHINeeについては目指している場所が違うんでしょうし、わたしの真剣度が足りないってのもきっとある。まあでもEXOくんは足りんよな!笑 チャニョル、君の頑張りが求められているぞ! 君ならできるとわたしは思っているし、君にしかできないと思うよw
結論。わたしは聴覚で煽られたい系観客であり、恋愛シミュレーションを求めていない。よって、SMではなく現在のBIGBANGにたどり着いたのでありました。だから例え東京ドームの2階席の一番後ろであっても、BIGBANGのコンサートであれば行く。行かせてくれ。SHINee側からしても、わたしみたいな観客はnot for meだろうしね〜。
いやまだ脚を運ぶつもりですよ。できればソウルコンと大陸コン(毎年一応やってるみたい)は見ておきたい。「Not for me」な部分に対してあれこれ言うのは筋違いだから、そこは自分が彼らのメインターゲット層ではないのだと、割り切りましょうという話。
After
あと一回、京セラドーム公演に参戦するので構成変えてくるの楽しみにしています。
今日だか昨日だかに去年のソウルコンの音源が発売されたようだが、音源じゃなくてDVDをさっさと売り出してくれと言いたい。Oddというアルバムがすごく好きなのでコンサートを見たい。
コンサートとは全然関係ないんだけど、キーちゃんのあれが割り切れずにずっともやもやしているので誰かカフェで美味しいケーキでも食べながら一緒にもやもやしてくれないですかねえ。もやもや。こっちだって意識したくなんてないのにこんな写真上げて来るのどういう了見なのよ。笑 「気に入らなかったから変えました」だけでもいい、彼自身の口からコメントがもらえたらそれで割り切れるんだけど……彼の変化が、君のせいでのMVを撮り終えたあとだと良いなあ。