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黄子韬 - 20151128「闪亮的爸爸」第1回

 ついに始まりましたねタオタオ出演バラエティ「闪亮的爸爸(キラキラなパパ)」!! ヤフー!!!

 わたしはリアルタイム視聴をする予定でしたが、うまくテレビの電波が拾えず、最後の数十分しかリアルでは見れませんでした。まあでもすぐにネットで見れるようになったので……。これどこまで公式なのか知らないけどsokuへのリンク。

 前回も書いた通り、「闪亮的爸爸」はタオタオ含む4人の男性芸能人(歌手・俳優・体操選手・タオタオ)が、5人の子供と33日間の共同生活を送る娯楽番組です。

 子供への話しかけが多い&何が起こるか想像しやすいため中国語学習者に大変易しく、内容的にもとても面白かったので、未視聴の人はぜひ一度見てみてほしい。タオタオ以外の三人も良いキャラで、子供も皆かわいかった。

 EXOの子供だったタオタオがリアル子供のお世話なんてできるのか……? と不安極まりないコンセプトだけど、本人の認識としても「僕自身が子供なのに」、共演者のパパたちにとっても「タオはパパじゃなくて子供だ」と言われる始末で、結果から言うと、第1回は本当にひどかった。マジでひどかった。わたしは盲目的なタオタオファンであるが、共演者のパパたちが気の毒になるくらいひどかった。完全にただの子供だった。まあ端からお世話できない枠としてキャスティングされているのが明白なので、その意味では、彼はこの上なく期待に応えていたのかな……。

 第1回の内容は、中国および台湾で暮らす各地のパパたちが北京に集合してそれぞれの担当の子供と対面、これから33日間を過ごす住居に移動し、「一ヶ月の生活費は600元(訳12,000円)です!」と言い渡されてさあ大変――という激動の1日を追ったものです。

 先述の通り、中国語的には非常に簡単な内容ではありますが、基本情報を事前に入れておくと更に分かりやすいかと思うので、パパ役の出演者と担当の子供についてざくっとご紹介しておく。

<追記>番組公式weiboが宣伝しろよとばかりの画像を置いてくれているので引用します!</追記>

 

1. 潘玮柏

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 台湾出身歌手、1980年生(35歳)。結婚して子供が欲しいお年頃、と百度百科には書かれていましたがどこまでが本人のコメントなのかは知らぬ。

 担当は目が大きくてかわいい顔をした5歳男児・雪涛くん(通称「蛋蛋」だんだん、卵という意味)。外向的で好奇心旺盛、落ち着きもなく、よく走り回っている。彼自身も子供の頃はそういう性格だったようで、親近感を抱いている様子。生活費600元を「足りる足りる、これ一日分だろ?」と聞いていたあたり、やはりセレブ……と思いきやスーパーで試食しまくっていたのが笑えた。

 

2. 高云翔

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 大陸出身俳優、1982年生(33歳)。結婚4周年だが子供はまだいないそう。得意料理が山ほどあるようで料理は手慣れている様子。学ラン着てるときのスタイルがよくてめちゃくちゃかっこいい。

 担当は5歳の静蕾(姉・通称「蕾蕾」れいれい)と1歳の艺博(弟・通称「斧博」いーぼー)の二人。面談部屋に入った瞬間「何で俺は二人もいるの!?」と笑ってたのがすげえかわいかったですが、カチンと来ると容赦なく叱り飛ばす一面も。1歳児にそんな早口で理を解いても分からないだろうよと言いたい。年齢的に弟の面倒を見がちになるのは当然だけど、お姉さんのことももっと見てあげてね!

 

3. 陈一冰

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 大陸出身体操選手、1984年生(31歳)。収録当時パートナーが妊娠中で、これがいい練習になるだろうと本人談。

 担当の子は莱昴(らいあん)くん、コーカソイドのハーフとおぼしきめちゃくちゃかわいい5歳男児です。素直で礼儀正しく、キラキラ星のギター弾き語りを披露するなど、ご両親はさぞかし手厚い教育をほどこしているのであろうと推察される。彼自身は、スーパーでの買い物っぷりや他の子への対応を見るに、気前も面倒見もよさそう。

 

4. 黄子韬

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 大陸出身EXOメンバーのち歌手、1993年生(22歳)。他出演者と一回り齢が離れているとはいえ、それだけじゃないであろう恐るべき幼児性をいかんなく発揮。

 担当の子は5歳女児の通称貝貝(べいべい)ちゃん。タオタオ事務所のweiboが上げてる動画等を見ると、この二人は親子っていうよりあしながおじさんというかもう源氏と紫の上みたいな……これ貝貝ちゃんにとってはガチ恋なんじゃないかっていう……ひたすら心配になる。ただそれ以上にタオタオが不安である。

 

 まあタオタオがどれだけ子供かっていうとですね。

 最初はスタッフがパパたちのお迎えに行くんだけど、一番目がタオタオで、この家がまずすごいのね、ザ・中国の金持ちの家って感じがぷんぷんする。ドアを開けてくれたのはパパで、中にはアシスタントが二人もいる。そしてキラキラのベッドで寝ていたタオタオが起こされたときの第一声、「僕まだ化粧してないのに〜」。既にヤバい。

 次に、ロケのための荷造りをしなきゃいけないんだけど、自分で全部できなくてパパに手伝ってもらっている。ヤバい。「僕は自分のことも自分でできないのに」と別撮りのコメントまで入っている。

 更に、出動前に各パパたちにプチ任務が言い渡され、タオタオの場合は「汚れた衣服を自分で洗うこと」。しかし「洗濯機って使ったことないんだよね〜」と衝撃の一言が。洗剤片手に「これどれくらい入れたらいいの〜?」と聞きながら何とかスイッチを押している。EXOの寮生活って、洗濯はスタッフがやってくれてたの? それとも……と考えかけて思考をストップする。

 もう子供に会う前からお腹いっぱいなわけですよ。でも子供と会ってからもすごいんですよ。

 タオタオの担当の通称貝貝ちゃん、部屋の中で「ママー!!」ってずっと泣いていたのに、タオタオの顔(キラキラのエフェクト)を見るなり泣き止むわけ。劇的に泣き止むわけ。これどう見ても一目惚れでは……? 教育に悪いのでは? 将来にシリアスな影響を及ぼすのでは?? タオタオ自身も「あの子僕が来るまで泣いてたのにドア開けたら泣き止んだんだよ、それですごく彼女を好きになったね」とか言っており、どこまでもヤバい。愛すよりも愛されたい系。

 でもって対面部屋から住居への車での移動中、子供はみんなパパの腕の中で寝てしまうんですね。それがね、タオタオだけ子供と一緒に寝てるんだよ……もうね……遠い目になるよね。

 住居に着いたパパたちはゲームで部屋を決めます(タオタオは2位を獲得)。その後全ての現金および財布を没収され、一ヶ月分の生活費として一人600元を渡され、生活用品を買いにスーパーへ。

 と思いきや、タオタオは「子供5人とも出かけちゃった? やったー! ハハハハハ」と自室で惰眠をむさぼり始めます。信じられないよねー! わたしは信じられなかったよ。担当の子を台湾歌手の潘さんに押し付けて、あとはひたすら寝てる場面を抜かれている……お前ふざけてるのか……。帰宅後の藩さん、「子供が5人じゃなくて6人いるよ、タオも子供だからさ」と大陸俳優の高さんと喋ってましたが、本当にその通りすぎて。

 こいつは陳さんが料理で奮闘しているあいだにも藩さん担当の子を「僕にもそのお菓子食べさせてよ〜袋開けてあげるから」と追いかけ回して失敗したり、水の入ったバケツを持ち上げられず非力をさらしたり、貝貝ちゃんのために作った粉末ジュース(粉ミルク?)を「僕も飲みたいから残しといて」と言って全部飲まれてがっかりしたり、マジ、マジで最初から最後までどうしようもないです……ひたすら顔が綺麗なだけです。

 お前、他のパパたちと協力しようって気持ちとか、微塵もないよね。皿洗いのときも微妙なコメントしてたよね(怖くてちゃんと翻訳してない)。来週の予告の深刻そうな顔も、他のパパたちはともかく、タオタオはただ単にメリーゴーランドに酔っただけな気がする。

 この33日間で成長する、させるのが目的なんだろうけど、ちゃんと成長してくれるのか心配でたまりません。貝貝ちゃんの恋心だけが育ったらどうしよう。

 

 まあタオタオについてはこんな感じですが、他のパパたち皆すごいかわいかったよー。子役の生育環境が気になりつつ、世間に子育てバラエティが溢れるのもしょうがないのかなあと。だって子供と接しているとどうしてもかわいいよね。あとロケ地の住居に出演者以外のスタッフ(?)が気を抜いた状態で映りまくってるところが大陸バラエティのゆるさだと思ったよ。何でどかさないんだよ。笑

 番組自体はとっても面白かったので来週も楽しみです!!